総再生数8000万回の大バズ!縮毛や癖毛をもつ海外在住者も来店。原宿『kon.』代表・甲斐敢が手がけるハイレベルの縮毛矯正と+αの技術力

 

 

東京・原宿の竹下通りからほど近い場所にある美容室『kon.(コン)』は、ハイレベルな縮毛矯正で支持されているサロン。とくにブリーチ毛やアフリカ系縮毛に対応する技術は秀逸で、海外から定期的に通う外国人顧客もいるそうです。ここでオーナースタイリストとして活躍しているのが、甲斐敢(かいつよし)さん。都内有名店や縮毛矯正専門店で経験を積んだ甲斐さんは、フリーランス期間を挟んで2023年に『kon.』をオープン。20代にして順風満帆に見えるキャリアですが、その裏ではさまざまな波乱があったそうです。苦境を乗り越えて現在のポジションを手にした甲斐さんに、これまでの道のりとサロンワークで大切にしていることについて聞きました。

 


 

「これはイケる」と直感した、ブリーチ毛の縮毛矯正

 

――甲斐さんは新卒で都内有名店に入社して、2年半で縮毛矯正専門店に転職したとか。スタイリストという立場での転職だったんですか?

 

いいえ、まだデビューする前でした。最初のサロンでは先輩の今泉孝記さん(現・GRAFF代表)にすごくお世話になって、技術もインスタの運用も教えていただきました。今泉さんが独立するタイミングで、僕も転職を考えるようになったんです。それまでずっと郊外で働いていたので、いつかは表参道エリアで働いてみたいなという気持ちがあって。SNS集客も学びたかったので、その両方の条件がマッチしたサロンを条件に転職先サロンを探したんです。

 

 

 

――その転職が、今の甲斐さんのキャリアの転機になっているんですね。

 

そうです。お客さまの9割が縮毛矯正で来店されるので、圧倒的な数の縮毛矯正技術を経験できました。一番良かったのは、”ブリーチ毛の縮毛矯正”を打ち出していたスタイリストから直接学べたことです。僕はそんな技術をそれまで見たことがなかったですし、ものすごくクオリティの高い技術と知識を持っている先輩だったので、アシスタントとしてつかせてもらうこと全てが学びでした。お客さまも外国人が多かったので、さまざまな髪質の対処法を習得できたんですよ。入社半年後から、先輩のお客さまの技術を任せていただけるようになり、そこから自信もついてきて、1年でスタイリストデビューしました。

 

 

――そして打ち出したのが、”ブリーチ縮毛矯正”だったんですね。

 

そうなんです。前社でブリーチをたくさん施術していたので、ブリーチ毛の扱いには慣れている方でした。でもブリーチにすると髪がまとまりづらくなるので「縮毛矯正をかけたい」という要望も多かったんですよね。その当時は技術的に対応できなかったのですが、縮毛矯正を学んだことで”ブリーチ縮毛矯正”ができるように。なので、それをキーワードに発信することは決めていました。投稿するとすぐに反応があって動画もバズり、月売上は400万近くまで伸びましたね。「これはイケる」と確信した頃に、セミナー講師のオファーもいただいて。その経験が背中を押してくれて、入社2年半後にフリーランスに転向しました。

 

甲斐さんのインスタグラム @kon.__kai

 

 

>波瀾万丈のフリーランス期間を経て、1年2ヵ月で出店

 

 

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