【メンズヘア界に女神降臨】キャバ嬢からサロンオーナーへと飛躍!想像を超える努力の果てに掴んだ石井沙季のキャリア実録

先が見えると不安になる。常に成長したいから、挑戦したくなる

 

そのお店は、“大人ナチュラル”なスタイルを作るお店だったんですが、とにかく技術レベルが高く、指導もスパルタでしたね。週3日くらい泊まり込んで練習しました。先輩たちの働き方が猛烈だったので、「これがトップサロンの働き方なんだ」と思っていました。シャンプーから学び直して、休憩なしで朝から働いて、営業後もひたすら練習。途中、首のリンパが詰まって片耳が聞こえなくなりましたけど(笑)、「私は誰よりも成功するんだ!」と自分に言い聞かせていました。


 

そのお店に、メンズカットがすごく上手な先輩がいたんです。その先輩のカットでたくさんのお客さまが喜んでいる姿を見ていたので、私も先輩みたいになりたいなと憧れていて。当時は女性スタイリストでメンズを切っている人が少なかったですし、自分が突き抜けられるのはメンズかもしれないと。SNSでの差別化にもなるし、やるならとことんやりたいタイプなので、オーナーにも相談してメンズをやることにしました。今から3年前のことです。

 

メンズヘアに無知すぎて、最初は大変でした。そもそも私、ショートカットにしたこともないんですよ。スタイリング剤もつけたことがないし、男性が求めるカッコよさも分からない。でも、だからこそ分からないことを理解したいという気持ちが強くて、SNSを使ってメンズのお客さまを呼びました。私は自分を売ったら絶対に強いと思っていたので、自分の写真を載せて集客(笑)。キャバ嬢時代の”男性の気持ちを掴む“経験も、かなり活きたと思います。


 

技術にも自信がついてきた1年半前、業務委託のサロンに移ったのですが、そこで始めたTikTokの最初の投稿が30万回再生とバズり、翌日からお客さまからの予約が止まらなくなりました。フォロワーが、その投稿で1万人増えたんです。今はフォロワーが5万5千人いるので、TikTokからのお客さまが多く、多いときで1日19人です。年齢は幅広く、親世代の方もたくさん来てくれます。

 

私のカットは基本的に、お客さまが飽きないように毎回違うスタイルにしています。ベースは一緒でも、レイヤーの切り口を変えたりして雰囲気を少し変えます。「またカッコよくなれたし、雰囲気も変わった」みたいな感じで、美容室に来た意味を毎回作ってあげるんです。「前回と一緒で」と言われても、「でも、この辺りはさっぱりしたほうがいいから、ちょっとだけ切ってもいいですか?」みたいな感じで切らせてもらっています。想像を超えるイメージを提供するようにしていますね。


 

毎月の手取りが100万円を超えるようになって貯金していたんですけど、だんだんと「このままでいいのかな」と不安になってきたんですよね。普通は安心すると思うんですけど(笑)、私は先が見えると不安になるタイプで。常に成長したいので1年後も今と同じ働き方はしたくないし、波に乗っている時期だからお店を出そうと思い、出店に至りました。美容師の地位の底上げをしたいと感じていたので、それを体現するためにも自ら行動しようと思ったんです。

 

>美容師のための美容室を作る!ボーナスを導入して社員に還元

 

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