【20代女性経営者】超激戦区・表参道にサロンを立ち上げた和田かな子さんが目指す世界。一人ひとりが輝くサロンを!

——お店の場所との出会いも、運命的だったそうですね。

 

そうなんですよ。ここはもともと知り合いのお店で、準備期間中にフリーランスとして働くために場所を借りていたんです。出店場所は他で目星をつけていたんですけど、駅から遠かったので迷っていて。そしたら、このお店を移転するという流れになったので、それなら譲ってくださいとお願いしました。奇跡ですよね。

 

 

ベースの技術力に、プラスアルファの得意分野で突き抜ける

 

——スタッフは、どのように集めたんですか?

 

実は全員、前職のサロンが同じなんです。退職時期は違うのですが、プライベートでも遊ぶくらい仲が良かった子たちで。デビューのタイミングの子たちもいたので、最初の頃はそれぞれの得意分野を引き出せるように、早朝練習を重ねました。新規のお客さまを獲得するには、得意な分野で呼ぶのが一番だと思うんですね。120点をいただかないと再来につながらないので、そこは徹底しています。オープンして3〜4カ月経ちましたが、みんな少しずつ顧客が増えてきています。

 

——得意分野は、どのように引き出すんですか?

 

何が好きで得意なのか、どの分野に特化したいのかを聞きます。ブリーチ、顔まわり、髪質改善とか好きなものがみんな違うので、それぞれがその分野を伸ばせるように教えています。みんな前職でかなり幅広い技術を習得してきたので、平均より上の技術はベースとして身についているんですね。そこは私たちの強みだと思うんですけど、今は何でもできる何でも屋さんは初回で評価されないですよね。結果的には評価されたとしても。なので、プラスアルファで特化した技術を磨いてほしいと思っています。

 

 

——個性を伸ばして輝かせるというコンセプトを体現されているのですね。SNSも力を入れているんですか?

 

手が空いている時間は全員インスタに使っています。うちのスタッフの魅力は一度来店していただけたら分かってもらえるので、SNSでの“見せ方”の指導に力を入れています。得意な分野が分かるように写真を載せて、なおかつ自分の顔も必ず入れるように。あとは、犬の写真を載せています(笑)。私の愛犬がときどき一緒に出勤するので、ストーリーにもよくあげているんですよ。私は、この方法でフォロワーを増やしたんです。去年の夏まで、3000人しかいなかったんですよ。それでメイク動画をひたすら上げ始めたら、1カ月で7000人、2カ月で1万人と順調に増えて。やり続けるに限るなと思ったんです。今後は、みんなでYouTubeにも参戦しようかなと思っています。

 

 

>お客様と信頼関係を築き、頼れる美容のパートナーを目指す

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