【メンズ美容師いっくん】総フォロワー36万人超え! 学生時代からTikTokで注目の的。『PERCUT』小宮郁巳のSNS戦略とキャリアプラン

 

 

都内近郊を中心に、国内12店舗を展開するメンズサロン『PERCUT(パーカット)』。その中の渋谷店で活躍しているのが、「いっくん」こと小宮郁巳(こみやいくみ)さんです。高校生の頃からSNSにセルフスタイリング動画を投稿し、美容学校卒業時にはTikTokのフォロワー数がすでに10万人を超えていたそう。入社後は、社内歴代最速の1年8ヵ月でスタイリストデビュー。現在は総フォロワー数が36万人を超え、SNSからお客さまが来店する流れは、入社6年経った今も続いているそうです。そんな小宮さんを今回、初取材。SNSを始めたきっかけやアシスタント時代の話、SNSの活用法などを伺いました。

 


 

美容師を目指した高校時代からSNSをスタート

 

――小宮さんが高校生の頃、ちょうどメンズサロンの流れがきていたと思いますが、セルフスタイリング動画を投稿しようと思ったきっかけは? 

 

当時はTwitter(現・X)の時代でしたが、その頃から美容師になりたいなと思っていたので、将来的に役立つかなと思って始めました。初投稿からかなりリアクションがあったので、楽しく続けられましたね。フォロワー数は高校生で1万を超えて、そのあと美容学校に入ってからTikTokが出てきたタイミングで、すぐにTwitterから切り替えました。TikTokは拡散力がある分、フォロワーがものすごいスピードで増えましたね。卒業までに10万人にしたいと思っていたんですけど、それも実現できたんですよ。時流にうまく乗れたことが、良かったのかなと思っています。






――美容学生時代は、有名メンズサロンのサロンモデルを務めていたとか。

 

はい、複数のサロンでお世話になりました。1年生の頃の髪型はマッシュで、いろんなカラーを楽しみましたね。その反動で、2年のときはほぼ黒髪でした(笑)。卒業したらメンズサロンで活躍したいと思っていたので、在学中からサロンモデルとして美容師さんと交流できたのはよかったですし、撮影も楽しかったです。モデルをしていたことで、フォロワーもさらに増えました。

 

サロンモデルとしてサロンに出入りしている中で、自分が働きたいと思ったサロンがPERCUTです。当時は今のように新卒を採用していなかったんですが、代表と話をさせていただいて、スタッフファーストの経営や給与体系などの待遇も含め、理想的なサロンだなと思ったので就職を希望しました。内装にお金をかけず、そのぶんスタッフに還元するという考え方だったり、メニューもお客さまの需要が高いカットやカラー、パーマなどに絞って追求しているところなど、ムダのないシンプルな経営も心に響きました。僕は落ち着いて長く働き続けられるサロンに入りたかったので、本質を大事にしている実直な会社を選びたかったんですよね。入社してから「聞いていた話と違った」というのは、よくある話なので…。





 

――実際に入社してみて、いかがでしたか?

 

当時は新卒採用がなかったので、同期入社した仲間がおらず、切磋琢磨できる環境ではなかったですね。でも僕はそこは気にならなくて、そのぶん黙々と技術練習に集中できました。そして、1年8ヵ月でスタイストデビューしたんです。環境にもとても恵まれていたと思います。






>フォロワーを増やすことは、メリットしかない



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