最速デビュー!ロケットスターター美容師 Cocoon編 モデル集めの成功の秘訣はまさかのストリートパフォーマンス! 目指すは「リアルでバズって予約いっぱいの幸せ美容師」

 

サロン歴代最速デビューを果たしたスタイリストにフォーカスする企画「最速デビュー!ロケットスターター美容師」。スピードデビューが全てではないものの、誰よりも早くステージに上がるには「志」と「戦略」と「努力」が欠かせないはず!

 

今回は、それぞれの個性に合わせた丁寧な教育を行い、髪質や骨格を的確にとらえた「ノンブローカット」という独自の技術を持つ人気店「Cocoon」。その表参道店で活躍中の藤井ひかりさんのデビューまでのエピソードをうかがいました。少し変わった特技を持つ藤井さんならではのモデルハントは必見。まさに今、スタイリストデビューに向けて奮闘中の美容師さんにぜひ読んでいただきたいインタビューです。

 


 

負けず嫌いのギャルがCocoonに入った理由

 

 

編集部:早速ですが、デビューまでにかかった期間を教えてください!

 

藤井:今は美容師になって3年半くらいなのですが、技術チェックにはクリアしているので、あとは後輩が育てばデビューという状態です。

 

編集部:丁寧にスタッフを育てるCocoonさんのなかではかなりハイペースで頑張られたのですね!美容師になる前から頑張り屋さんだったのでしょうか?

 

藤井:美容師になる前はギャルだったし、今とは全然違います。でも、負けず嫌いではあったかな。美容専門学校時代は、コンテストクラブというクラブに入って、カットのコンテストに出場していました。そこで、カットの技術を鍛えたんです。就職先も、カット技術に定評のある美容室で働きたいと思っていました。

 

 

正直に言って、学生時代はどこのサロンのカットが上手いのか判断できませんでした。でも、Cocoonが業界誌でカット本を出していたのを知り、「ここだ!」と。お客さんとして切りにきたら、担当のスタイリストさんはじめ、アシスタントのみなさんも歓迎してくれましたし、楽しい時間を過ごせるサロンだと感じて「ここで働きたい!」と思ったんです。

 

VANの言葉で「私はこのサロンで頑張り続ける!」と決意

 

 

編集部:念願の美容室に入社できてよかったですね。

 

藤井:それはその通りなんですが、ちょうどコロナの緊急事態宣言が出たタイミングの入社だったので4月から6月までは自宅待機だったんです。内定取り消しも珍しくない中で、代表のVANが「サロンワークを見せてあげられなくてごめん。でも必ずお客さまが戻ってきてくれる『つながり』がこのサロンにはあるから信じて待っていてほしい」と言ってくれました。その言葉を聞いて、「私はずっとこのサロンで頑張り続ける!」と決意しました。

 

先輩たちも毎日のようにZOOMミーティングで指導してくれました。シャンプーの練習は、双子の姉に付き合ってもらったこともあります。お風呂場でやったのですが、練習環境としてはあまりよくなく、浴槽のへりが後頭部に当たって痛い思いをさせたみたいで……。緊急事態宣言明けに姉に美容室に来てもらって、シャンプー台でシャンプーをしたときに感動していたんですよ。「ここは痛くない」って(笑)。

 

>声をかけてダメなら歌っちゃえ! 普通じゃないモデルハント


Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング