あなたはどっち?「独立に向いている美容師」と「組織の一員に向いている美容師」の特徴

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独立して店舗を構えるのか、フリーランスとして活躍するのか、それとも組織の一員としてサービスを提供していくのか。スタイリストには複数の選択肢があります。キャリアを積むにつれ、どんな道に進むべきか迷っているという人も少ないないはず。

 

そこで、今回は美容室の開業相談・プロデュースの専門家である株式会社ビューティガレージのコンシェルジュ室で室長を務める鴨川努(かもがわつとむ)さんに、「独立に向いている美容師」と「組織の一員に向いている美容師」の特徴をプロの目線から教えていただきました。今後の身の振り方に悩んでいる方はもちろん、独立や転職を予定している美容師さん、あなたはどちらのタイプ?

 

独立し成功を収められる美容師の6つの特徴

 

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まずは、フリーランスや個人店、他店舗展開も含め「独立」に向いているタイプの特徴から。自ら指揮をとる必要がある美容師には、どんな素質が必要なのでしょうか?

 

1、確固たる経営のビジョンを持っている人

 

独立を成功させるためには、まず確固たるビジョンがなくては始まりません。自分が理想とするサービスの形、経営の形を明確にイメージできていることは必要不可欠な素質。この素質を持っている美容師さんは独立の準備ができている状態といえますね。

 

2、言葉で人を動かすことのできる人

 

話をしていて引き込まれるほど会話力がある人も、独立に向いています。

 

以前、開業のプロデュースを担当した方の中に、初期段階で大きな投資額を希望されているオーナーさんがいました。しかし、金融機関より「投資額が大きすぎて現実的じゃない。お気持ちはわかりますが、もう少しスモールビジネスから始めませんか」と提案されたんです。

 

そのときその方は、「自分は大型店舗での経験を積んでいるから、大型店舗の回し方には自信がある。諦めたくない」と。そこで私も精一杯のサポートをさせていただき金融機関と粘り強く交渉を進める中でどうにか資金を集め1号店をオープン。すぐに利益を上げ、1年後には2店舗目のオープンをされました。その方の言葉には非常に力がこもっていたため、周囲の人を動かすことができたのだと思います。

 

3、柔軟に対応できる人

 

開業にあたって計画をしっかり立てたとしても、何かしらのトラブルが発生することは免れません。そういった場面で一辺倒の対応しか取ることができない人は、独立には不向き。予想外の問題が起きたとき、柔軟に考え対処できる人こそ独立に向いています。

 

4、諦めない粘り強さを持っている人

 

3の素質にも通じますが、何かトラブルが発生したときに「じゃあ、やめよう」とすぐに諦めるのではなく、「どうすればできるか」と前向きに考え、解決の可能性を探れるという素質も必要です。そのような粘り強さがなければ、ビジョンを形にすることなんてできるはずがありません。

 

5、他の美容室(美容師)と差別化が図れる人

 

「差別化」も、独立の成功において忘れてはならないキーワード。理美容室は全国に36万軒もあると言われています。その中で、他の美容室や美容師と同じサービスを提供するとなれば、競争率が高くなるのは当たり前。

 

他者にはない自分の得意分野を把握したうえで、ターゲット設定を明確にし、そのターゲットに刺さる戦略を練る。それができていれば十分な収益を上げることができます。コンセプトが尖っていればいるほど、ニッチな層を狙って差別化を図れるので、尖ったものを持っている人も独立に向いていますね。

 

6、アーティストタイプは不向き? 数字を見て戦略を立てられる人

 

「経営をする=利益を上げて自分の理想を作り上げる」ということ。独立をするなら、自分に与えられた目標を達成するだけでは不十分。とくにアーティストタイプの美容師さんは数字を忌み嫌う人が多いのですが、そういう人は独立での成功は難しいですね。利益を上げるという意識を持ち、数字を見て戦略を打つことができる素質は経営者に必要不可欠です。

 

>次は組織の中で輝く美容師に6つの特徴

 

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