美容師×アパレル、二足の草鞋。茅ヶ崎の1席サロン『senn』オーナー・星真純が見つけた、心地よい働き方と暮らしの最適解

 

「まずは服を知ってもらいたい」アパレルとサロンをつなぐブランディング





――両立生活によって、生活はどう変化しましたか?

 

アパレルの仕事は週2日からのスタートでしたが、とても新鮮で、人とのつながりも広がり、人生がさらに楽しくなりました。アパレルは、ただ商品を並べる仕事ではなく、ブランドの世界観をどう伝えるか、どうすればその魅力がきちんと届くかを常に考える現場。裏方での細かな作業も多く、一つひとつの積み重ねが、表に見える印象をつくっていることを実感しました。

 

そうした経験を通して、小さな違和感や空気の変化にも気づけるようになり、それが思いがけず美容師の仕事にも生きていると感じています。より多くの人に着てもらい、喜んでもらえることを目指して、チームで同じ方向を向く。その一体感や達成感も、サロンとはまた違った面白さがありますね。

 

サロンは週4日勤務になったので基本給は下がりましたが、同時に3〜4枠で動いて売上はキープしていたため、実質的な収入はほぼ影響はありませんでした。4年間その働き方を続けていましたが、こんな環境で働かせてもらえたことには感謝しかありません。





――Instagramに本格的に注力されたのは、Life’sで働き始めたタイミングですか? 現在のフォロワーは5.6万人超とのことですが、アパレルの発信が印象的ですね。

 

はい。Life’sをもっと知ってもらいたい、という気持ちで発信に力を入れ始めました。その結果、Life’sのおかげでフォロワーが増えたこともあり、とくに美容師としての発信はしていなくて。「美容師なんだ」と気づいてもらえたらいいな、というくらいです。実際にInstagramを見て来てくださるお客さまもいて、サロンも応援してくれました。





 

――4年後に独立し、『senn』を立ち上げました。完全独立のきっかけは?

 

もともと、いつかは自分のサロンを持ちたいという気持ちはありましたが、明確な期限を決めていたわけではありませんでした。ただ、働くなかで「もっと自分らしい形に挑戦してみたい」という思いが少しずつ強くなっていって。外部の友人からも「一度、ひとりでやってみたら?」と声をかけてもらう機会が増え、自然と背中を押されるような流れで、「じゃあ、やってみよう」と決断しました。

 

立ち上げ当初は、花屋さんと今のテナントをシェアする形でスタートしました。その後、1年ほど経って花屋さんが移転されることになり、そこから思い切って内装をリニューアルすることに。アパレルを置いたらお客さまに喜んでもらえそうだなと思い、そのために試着スペースもつくって。神奈川では他にLife’sの服を置いている店がないこともあり、新しい楽しみ方として喜んでいただいています。






>独立から3年。茅ヶ崎で見つけた、心地よい仕事と暮らしのバランス

 

 

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