好きなコトで生きていくための創業メンバーという選択

 

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埼玉・東京エリアで出店を加速している株式会社フレイムスで、店舗のブランディングなどの要職を任されている杉原秀一(すぎはら しゅういち)さん。建築作業員や自動車工場勤務などの経験を持つ杉原さんに、少し変わった美容師歴を話していただきました。

 


 

ダメだった自分が美容師の仕事に出会って変わった

 

学生時代の僕は、挨拶ができなかったり、髪型服装を自由にしたりしていたので、周囲から「協調性がない」と言われてしまうタイプでした。自分でもそれを自覚していて、「普通の会社員みたいな仕事は無理かも」と思っていましたね。

 

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美容師になったきっかけは、求人雑誌でアルバイトを探しているときにアシスタントの仕事を見つけたこと。正直、美容師への憧れがあって選んだわけではありません。でも、いざ働きだしてみると楽しかったんです。それに職場にカッコいい美容師さんがいて、「僕もああなりたいな」と思うようになりました。その人が何か特別なことをしていたわけではないのだけれど、カウンセリングして髪を切る一連の流れがなんかよかったんですよね。

 

接客業には絶対向いていないと思っていたんですが、美容室での仕事を通じて少しずつ自分が変わりはじめました。いつしか「この仕事をずっと続けたい」と思うようになり、美容専門学校の通信科で資格を取ると決めたんです。

 

 

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とはいえ、アシスタントの給料では生活が苦しいし、専門学校の学費が払えません。お金を貯めるために、自動車メーカーで派遣社員として働いたり、テレアポや運送関係の仕事をしたりしていました。ほんの少し余裕が出てきてからは美容室に戻りましたが、友達に塗装工やとび職も多いので、休日に手伝わせてもらって生活費の足しにしたりしていましたね。

 

資格を取るまで3年間、そんな暮らしが続きましたが、他の仕事に就こうとは思いませんでした。楽しく働けるのは美容師だけだったし、好きでやっているから全く疲れなかったんです。

 

>30代になっても次を見据えて働けるサロンにしたい

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