新規指名No.1の「豹柄美容師」誕生前夜

 

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インターネットで「豹柄」と検索すると一番上位に表示される美容師、air-GINZAの中村有佑さん。ご本人のキャラクターや飼い猫の「ほたて」の魅力が満載のブログやSNSのファンも多く、airグループ内で新規指名No.1という実力者でもあります。今回はそんな中村さんの「転職」にフォーカスし、お話をうかがいました。

 


 

中村家が全員無職に・・・一家の一大事を経て美容師へ

 

僕の地元は京都です。美容専門学校を卒業したら、1年間お金を貯めて東京で働こうと思っていました。ところが卒業式の1週間後にバイト先がつぶれまして。その2週間後に政治家だった父が落選。一時的に、中村家全員が無職に…。一家の一大事ってやつがやってきました。

 

 

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すったもんだの後、家族で飲食店を開業することになり、僕もそれを手伝っていました。1年ほどして、「弟が仕事を手伝うから、お前は美容師になっていい」という話に。だけど僕は上京資金として貯めた100万円でバイクを買ってしまっていた(笑)。そんな経緯があり、美容専門学校の先生に相談して、紹介していただいたのが前職でお世話になった京都の美容室です。

 

入社が1年遅れなので同い年が全員先輩。変にプライドがあり、同い年に使われるのが嫌で、何より絶対に負けたくなかった。とくにお客さまへの想いに関しては。だから、カルテを見なくてもお客さまの情報が全部頭の中に入っていたし、お客さまに心から喜んでいただけるように頑張っていました。若気の至りというか、表現として失礼かもしれませんが、当時は「お客さまがまたきてくれるのは俺のおかげ」くらいに思っていたんです。

 

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その後、デビューして半年で月売150万円を達成。社内でも評価され、25歳から店長に。ただ、若気の至りというか、気に入らないことがあったらとりあえずブチキレていました…。今だから話せますが、バイオレンスなサロンにしてしまい、人が離れていくこともありました。

 

27歳のとき東京出店の話がきました。ゼロからスタートを覚悟の上での上京。何もないところからお店を立ち上げるのは大変で、「東京にはこんなにたくさん人がいるのに、なぜスタッフやお客さまが集まらないんだ」と頭を抱える日々でした。

 

ネット発信やSNSをはじめたのはそのころから。当時、ホットペッパーで、僕の作品が全国人気№1になって、一気にお客さまが増えたことも。また、airに入社する動機となった、弊社ディレクター「木村直人」との出会いもSNSがきっかけでした。

 

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ついにその日がきましたか

 

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