「siki」mariさんの自然体が引き寄せた、自分らしさを発揮できる職場

 

ゆったりとした口調とやわらかい雰囲気で、会う人を一瞬でファンにしてしまう原宿「siki」のスタイリストmariさん。競争の激しい美容室は自分には合わないと感じ、初めに入ったサロンを7カ月ほどで退職。自分を生かせる環境、「siki」に出会いました。自分らしさを大切にし、自分に合う環境を探すことがいかに大切か、mariさんの経験を語っていただきました。

 


 

カットモデルの経験から美容師に興味をもって

 

 

高校2年生のとき、地元栃木で部活が終わって帰る途中、たまたま通りがかった東京にある有名美容室の美容師さんに「カットモデルをしませんか?」と声をかけられたんです。うちの近くに高校野球の球場があったので、野球を見にいらしゃっていたみたいで。それをきっかけにカットモデルをさせていただき、華やかな美容業界に興味をもつようになりました。

 

美容専門学校を卒業して就職した美容室はスタッフ間の競争がとても激しく厳しい環境でした。入社して4カ月後、本店があるニューヨークで3カ月間の研修がありましたが、朝から晩まで働き詰めで、休日はほとんどなし。とにかく忙しく、精神的にもかなり追い込まれました。このペースで仕事を続けていくのはむずかしいと感じ、帰国して4日後にやめてしまいました。

 

今思えば、英語を勉強するきっかけをもらえたし、日本人以外の髪質を知ることができ、技術的にも学ぶところが多くあったと感謝しています。

 

運命的なタイミングで「一緒に仕事をしない?」と誘われて

 

 

やめたあと次の美容室が決まるまで、派遣で販売の仕事を半年ほどやりました。その間、髪色は暗めにしなければならなかったので、美容学生だったときにカットモデルでお世話になった磯田さん(現「siki」代表)のところへ染めに行きました。そのとき、ちょうど新しいお店を出したいとおっしゃっていて、「一緒に働かない?」と誘ってくださって。磯田さんはやさしくてやわらかい方なので、磯田さんと一緒なら、楽しく働けるのではないか、と思いました。

 

お声がけをいただいてから「siki」ができるまでの半年間は、共同代表の伊藤さんが面貸しで仕事をしていたところにアシスタントとして入り、技術など改めて見直す時間をいただきました。濃い半年間でしたね。

 

最初に働いた美容室の顧客は年齢層の高いマダムがメインでグレーカラー(シングルカラー)が多かったのですが、伊藤さんの顧客はブリーチしてハイトーンを入れる方が多く、それまでになかった経験ができ、とても勉強になりました。今の自分のカラー技術はすべて伊藤さんのおかげといってもいいと思います。

 

>のびのびとした環境でオリジナリティを発揮

 

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