年収1200万円を達成したIJK川井美緒さんの「夢を叶える方法」

朝9時から夜0時まで働き詰め「本当にこれでいいの?」

 

 

―年収1200万円を実現するためには相当ハードに働かなくてはならないのでは?

 

IJKはチームとしての働き方と共に、個人の働き方についても親身になってくれるお店です。そのため今までも、自分のステージ毎にわたしが望む働き方を尊重して働かせて頂いてきました。

 

以前はマンツーマンで施術をしていたので、営業時間外の予約も受けて働き詰めだったこともありました。朝の9時から夜の0時くらいまでやっていた時期も…1年くらいそんな状態でしたね。それでも予約が埋まって、受けきれなくなってきたので、「さすがにこれはまずいだろう」と。お客さまに対して提供できる時間も削られてしまうし、プライベートや発信の時間も減ってしまっていました。当時はサロンの人数も今ほど多くなく、女性アシスタントも少なかったのですが、私の担当するお客さまはアシスタントも女性がよいという方が多かったので、仕事をお願いしづらかったんです。

 

そんなときに、今の専属アシスタントの葛西恵菜が入ってきてくれました。責任感があり優しい子で、私がマンツーマン接客で頑張り過ぎて辛かった部分を支えてくれるようになりました。私のお客さまとのフィーリングも合うと思い専属アシスタントをお願いすることに。それから徐々に営業時間外の予約受付を減らしていきましたが、営業時間中の予約枠を2枠にすることで売上も上がりましたし、料金も少しずつ改定させていただいて単価も上がりました。

 

その後、有り難いことにサロン全体のお客さまも増えて、フリーのお客さまにも入るようになった時期も。私としては、やはり指名してくださったお客さまとの時間を大切にしたいので、指名のお客さまに集中することを許してもらい、予約可能数を3枠に増やしました。その結果、月に450万円くらいの売上が出せるように。でも、お客さまから「もっとミオさんにお話や施術をして欲しい。」とのご要望が出てきて…いろいろ考えた結果、料金を上げさせていただくことでご予約の可能枠を2枠に戻し、またお客さまとの濃密な時間を作ることができるようにしました。その結果私の心にも少しゆとりができるように。今後は自分がやりたいランンジェリー事業(※過去記事参照)リンク:https://www.qjnavi.jp/special/life_careerplan/step024/にも注力できるようにしたいと思っています。

 

 

―ランジェリー事業も着々と進んでいるのですね。

 

それが簡単にはいかなくて。ランジェリーの縫製ができる縫製工場や職人さんの割合が少ないんですよ。しかも、大手のメーカーさんが全部工場を押さえています。なので小ロットでお願いするのがなかなか難しいという現状です。さらにいうと、ランジェリーって原価が高いんです。品質のいいものをつくるとなると、レースなどの素材もそれに見合ったものを使いたいので。

 

まずは自分が作りたい最高のランジェリーを作るところから。それを見てくれた人に価値があると思って頂けるところからだと思っています。それに必要な準備を少しづつ進めてはいますが、今年一杯は美容師に専念し、来年以降そちらにも注力できるように、経営や物づくりのノウハウも勉強中です。

 

>夢を発信すると、実現に近づく理由

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