夢を発信すると、実現に近づく理由

―思い描いた夢を口にだしていくことで実現させてきているとのことですが、どうして実現に結びつけることができるのでしょうか。

やりたいことを言いまくっていると、応援してくれる人が現れるんです。例えば、年収1200万円を達成したいというと目立つし、「稼ぎたいならこういうことするといいよ」という声も届くようになってくるものなんです。特にIJKのオーナー芝原をはじめ、スタッフが全力で背中を押して応援してくれます。また、ご縁があった経営者やインフルエンサーなど、いろんな人からアドバイスをいただくことが出来ました。ポジティブな発信をすると、ポジティブが積み重ねって、実現するところまで自分を押し上げる力になってくれます。

―ランジェリーブランド立ち上げや年収2000万達成などまだまだ夢に向けて邁進している最中かと思いますが、意気込みを聞かせてください。

私は一人ひとりのお客さまと真剣に向き合い、人生をよりよくするために力になれる存在になりたいと常々思っています。なので、年収2000万円を目指すために予約枠を増やしていくというやり方は違うのかなと。できれば、単価を上げ続けることもしたくないと思っていて。だからこそ、ランジェリー事業を実現して大きくしていきたいです。サロンワークは私が予約を受けられるキャパシティが決まっていますが、ランジェリー事業の場合は私がサロンワークをしている間にもランジェリーの売上をつくることができますし。そのためにも、ビジネスの勉強をもっとしていきたいと思っています。

―活躍に向けて奮闘中の美容師さんたちにエールをお願いします。

もし美容師として本気で年収を上げたいと思うのならば、努力はもちろんそれを叶える環境も必要です。望む働き方をきちんとサポートしてくれ、歩合等でしっかり還元してくれる環境を選ぶ必要があります。例えはIJKとか（笑）。

まずはあなたが本気で叶えたいと思っていることを、言葉にして発信してみてください。それがあなたの夢を叶えるための第一歩になるかもしれませんよ。

プロフィール

IJK OMOTESANDO
川井 美緒（カワイ ミオ）

茨城県出身。茨城県内の美容室でキャリアを積んだのち、上京。2018年1月よりIJK OMOTESANDOに入社。小顔矯正スパがヒットし、入社数か月で月売100万円の大台を突破。同年4月よりトップスタイリストに昇進。日本唯一のランジェリー美容師として、体に一番近いランジェリーとヘアスタイルによる美のシナジーを追求している。

（文／外山 武史 撮影／泉山美代子）

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