新時代のキャリアパス 美容師のポテンシャルを活かせる、新たな活躍の場がここに! 業界の課題を解決する企業、iii(スリー)で叶える自己成長と社会貢献

 

VRを駆使した教育改革やメーカーの美容プロダクト監修、シナジーを生み出すシェアサロン『NEHAN(ネハン)』のプロデュースなど、美容業界に新しい風を吹かせて幅広い事業を展開する株式会社iii(スリー)。これまで”常識“とされてきた「教育」「働き方」「所得」のあり方を見つめ、さまざまな課題を一つひとつ解決していくことをミッションに取り組んでいます。スタッフの半数は元美容師で、その中には現役美容師も。昨年7月から広報営業として参加した原宿のフリーランス美容師・力丸朋子(りきまるともこ)さんも、週5日サロンワークをしています。なぜiiiに参加することにしたのか、いったいどのように美容師と広報の仕事を両立しているのか、代表・寺村優太(てらむらゆうた)さんにも同席していただいて取材してきました。具体的な仕事内容にも注目です!

 


 

美容師が持つ3つの能力は最強。「もっと活躍できる」

 

 

私は表参道の有名店で8年勤務し、そのあとフリーランスになって8年目です。SNSがない時代だったので客ハンで集客し、技術や接客術を磨いて努力してきました。26歳のときに渡英し、ヴィダルサスーンに技術留学も経験。そこで、「世界は広い!」と衝撃を受け、自分の可能性を広げていきたいと思いました。トップスタイリストに上がってから、次の挑戦として27歳でフリーランスの道へ。技術のさらなるアップデートを図るために学び続け、オリジナルのヘアケア商品の開発も手掛けるなど、自分なりに少しずつ前に進んできたつもりです。

 

でも、フリーランス6年目を迎えた頃から、「このままでいいのかな?」「もっと自分にできることがあるんじゃないか…」という疑問がふつふつとわいてきたんです。その頃、有能な美容師の友人たちが妊娠・出産などを機に、「環境的に続けられない」と仕事を辞めてしまうケースが続き、それも気になっていました。たくさんのお客さまから支持されてバリバリ働いていたのに、それまで積み上げてきたものを一旦手放さないといけないという状況。残念すぎるし、あまりにもったいないなって。

 

 

大勢のお客さまから支持されているということは、「技術力」「人間力」「営業力」のすべてを磨いてきた結果ですし、その3つの能力を兼ね備えているのは”最強”の仕事人だと思うんですよ。たとえサロンワークができなくても、この能力を他の業務で活かせないのかな?って、あれこれ考えてましたね。

 

そんなときに、とある技術セミナーで旧知の寺村(iii代表)と10年ぶりに再会したんです。去年の6月のことです。「美容業界をより良くしていきたい」という想いや、さまざまな活動を聞いて、強く賛同しました。数日後、「広報営業というポジションで参加してみないか」と話をいただいたときは、恐れ多くてお断りしたんですけど(笑)、こんなチャンスは二度とないな…と思い直してジョインすることに。翌月から、スタッフとして参加しました。

 


カウンセリング能力を活かし、取引先の課題を引き出す

 

 

現在は、原宿のシェアサロンで美容師として働きながら、月10日ほどiiiの広報営業として活動しています。具体的には、取引先のメーカーや美容専門学校の担当者とコミュニケーションを取っていろんな課題を引き出したり、新作発表会の参加、トークイベントの出演など、それまでは全くご縁がなかった仕事を経験しています。課題を引き出す仕事は、美容師のカウンセリング能力がすごく役立ちます。お客さまの言葉にできない悩みを察して、真意を引き出し、納得していただける提案をする。そして、圧倒的に良いものを提供して喜んでいただき、「またお願いしたい」と思ってもらう——その流れは、美容師の仕事にとてもよく似ています。

 

イベントでも同じように、「どうしたらその場が最高に印象に残る体験になるか?」「どうしたら“また会いたい”と思ってもらえるか?」を常に考えています。

毎回入念に準備を重ねているので、無事に当日を終えられるたびに、大きなやりがいを感じます。

 

 

サロンワークとの両立で「いつ休んでるの?」と聞かれることもありますが、どちらも大好きで、自分で選んだことなので、正直無限にできちゃいます。でも、ちゃんと休むときは休んでいますし、体のメンテナンスも定期的にしているので、毎日本当に元気です(笑)。どちらの仕事もいろんな人に会えるので刺激がありますし、全力で楽しんでいます。

広報として、まずはiiiの看板と共に私の存在を全国で広めていこうと思っているので、会議やイベントなどの現場にも全て参加し、名刺を配りながらご挨拶しています。現役美容師が伝えるリアルトレンドや意見は重宝されるので、積極的に対話し、「この人と一緒に仕事をしたい」と思っていただけるように少しずつ信頼関係を築いているところです。

 

>美容師の“新たなキャリア”を生み出す取り組みも 

 

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