カラーブランドサロンALIVEが、FCサロンを展開中。東京・吉祥寺店の立ち上げに貢献した店長が2年後、サロンオーナーになるまで。

2020.07.15

 

2020年5月。コロナ禍の最中に、ALIVEからまた新たにFCサロンオーナーが誕生しました。新卒でALIVEに入社した白土さんが、吉祥寺店の店長へ。そのまもなく、店舗を譲り受ける形でFCオーナーになったのは、ごく自然な流れだったそう。最新のデザインカラーを発信するALIVEの看板を後ろ盾にするメリットについて、そして今後の展望を西川代表と共に語っていただきました。

 

(対談メンバー)

白土 諒・・・ALIVEに新卒入社し、2年でスタイリストデビュー。23歳でALIVE吉祥寺店店長。25歳でFCオーナーへ転身。

西川 礼一・・・ALIVE 代表取締役。2012年に表参道にALIVEを立ち上げる。全国を視野に、FC展開をスタートさせる。

 


 

入社当初から「独立」はビジョンにあった

 

白土さんは新卒入社から5年でFCオーナーへとキャリアを飛躍させましたが、入社前から独立を希望されていたとか?

白土さん(以下、白土):そうですね。入社面接でも将来の目標を聞かれて「独立したい」と伝えていました。美容師になる以上、そこは目標にするところだと思っていたので。吉祥寺店の出店が決まったとき、誰が行くかというミーティングで手をあげたのは、新しい挑戦ができるチャンスだと思ったからです。サロン激戦区の吉祥寺で勝つのは難しいという話も聞いていたので、そこに挑んでみたいという気持ちもありました。

 

西川さん(以下、西川):吉祥寺店は本格的なFC展開に向けた実験的な出店だったので、白土がうまく経営を軌道にのせてFCオーナーの道を選んでくれたことは、会社にとっても大きな成果でした。彼は自分の頭で考えて問題解決していく姿勢があり、ものごとの飲み込みの早さ、順応性や柔軟性もあるので、適材だと思っていたんんです。でも、慣れ親しんだ原宿から未知の吉祥寺に行くのは勇気が必要だったと思いますよ。

 

白土:確かに原宿から離れることに思うところはありましたけど、「いずれは自分が経営するつもりでやっていけよ」と西川が言ってくれたので、意識が変わりましたね。営業がスタートしてからは、利益も赤字もスタッフの管理もすべて自分の責任だと思ってやっていました。初月こそ大変でしたが、2カ月目からはALIVEの看板のおかげもあり順調。ALIVEの圧倒的な知名度の高さを感じました。最初のお客さまは、「原宿に行くつもりだったけど、吉祥寺店があったので来ました」という方が多かったです。

 

西川:インスタでうちを認知してくれていたんだろうね。インスタからの集客はALIVEの強みだし。

 

 

 

 

親心から構築されたたALIVE流「FCパッケージ」

 

―完全独立ではなく、FCオーナーの道を選んだ決め手は何ですか?

白土:経営をゼロからやるのは、やはりリスクが大きすぎます。僕個人のブランド力はまだ弱いですし、スタッフを抱えてお店をつぶすことは絶対にできないと思ったので、そのリスクを避けられるFCはいいなと思いました。それに教えてくれる人が全くいなくなる環境も良くないと思っていたんです。

 

西川:代表になったとたんに自分の価値観だけで突っ走る人、結構いますからね(笑)。白土に関してはその心配はないですけど、それでも第三者機関的な目線があることで、何か起きたときに判断材料が増えたり、自制は効きますよね。

 

白土:FCのもう一つの魅力は、ALIVEは現場のオペレーションをある程度システム化していること。売上を上げやすい形ができていることです。FCの条件も、ロイヤリティをたくさん取られるとか、ノルマを課されるという形ではないですし。ちなみに僕は具体的な数字で言うと、数カ月分の運転資金を含めて銀行で2000万借りました。

 

西川:うちはFCのパッケージを作る段階で、スタッフ全員をミーティングに参加させたんです。実際にやるかもしれない彼らが納得するものを作りたくて。なぜFCを始めたのかというと、僕はスタッフを雇い続けることが良くないと思っているから。ある程度のスパンで変化を経験しながらキャリアを歩んでほしいので、どんどん独立してほしい。だけど、完全独立をして長期間経営を安定させるのって、普通に難しいんですよ。僕はたまたま運良く人やタイミングにも恵まれて店を成長させることができたけど、いきなりスタッフを独立させたら大変な思いをさせるだけだと実感で知っているので。補助輪付きで経営をスタートさせて、乗れるようになったら外していくという役割ができたらいいかなと思っています。親心のような感じです(笑)。

 

白土:西川からいろんな仕事を任せてもらえたので、FCオーナーになっても急になった感覚はなくて。西川は本当に僕の父に似ていて(笑)、いろんなことを教えてくれるし、道を示してくれるんです。

 

西川:父って(笑)。ともかく、白土がいいロールモデルになってくれたことには意味があって、全員が彼のように100%なれるわけではないにしろ、「白土さんはなぜ最速でオーナーになれたのか?」と考えるだろうし、そこに対して「自分が足りないものは何?」と考えてくれたらいいなと思います。白土はキャリアアップしたいという意識もあったし、「こうなりたい」という目標を実現するために会社全体のことを柔軟に理解しようとしていたので、若くてもどんどんやれと思えましたね。

 

 

客単価が高く、リピート率が高いカラーは武器になる

 

ところで白土さんの客単価はどれくらいですか?

白土:約25000円です。お店の平均単価は16000円くらいですね。うちはメインメニューがデザインカラーなので、トリートメントもセットでご提案させていただいています。お客さまからは“カラーは施術が難しい”と認識されているので、技術力の高いサロンや美容師を厳選する傾向があります。より高度なデザインカラーを求められますが、気に入られるとリピート率も高いです。

 

西川:デザインカラーを強みにしている分、客単価が高いので客数を必死に増やす必要がないですし、一人ひとりと丁寧に向き合ってデザインを提供できますよね。この職場環境は、ALIVEの魅力のひとつだと思います。

 

白土:あと、カラーをやりたい新卒スタッフが、実際に入社したらグレーカラーばかりだったという話も聞きます。ALIVEはデザインカラーが売りですし、入社してすぐに入客できる環境が整っているので、早く上達して売上をたてられるという特徴があります。若いスタッフをたくさん抱えていて、新規集客に困っている方もALIVEのFCは向いているんじゃないでしょうかね。

 

西川:うちは入社したてのスタッフが、みんな即戦力だからね。白土も入社翌月からカラーモデルの施術をしていたよね。

 

白土:はい。その翌月はブリーチを担当していました。僕はデビューが早いという話に惹かれてALIVEに入社したんですが、本当にスピード感を持って技術を磨けました。アシスタントのカラー技術が上がるとどんどん任せられるので、スタイリストもお客さまをたくさん担当できるんですよね。だから売上も必然的に上がる。

 

西川:若いうちにカラーサロンのFCで基盤をつくっておいて、自分のブランドを育てたいという人も、その上でやればリスク分散もできますよね。美容業界って、入口の新卒採用は頑張るのに、出口は全然がんばらないじゃないですか。せっかくお店のノウハウを知っているのに、結果的にみんな完全独立してしまうのは、すごくもったいないと思うんですよ。独立しても共に成長できる仲間になれたらいいなと思っていたので、僕は両者にメリットがある形でFCを始めたんです。店舗が増えていくにつれて、各店舗の価値が雪だるま式に膨れていくことが理想。そのためにオーナー同士の交流も行いながら、スタッフの技術共有や撮影技術なども学べる環境をつくって、ブランドの価値をより高めていくことに邁進します。

 

白土:僕は5番目のFCオーナーとなりましたが、これから全国にもっと仲間が増えていくことを楽しみにしています。

 

白土さんと西川さんのインタビューの様子は、YouTubeでもぜひチェックを!

 

 

 

プロフィール
白土 諒(しらと りょう)
ALIVE  FCオーナー

1994年生まれ。東京都出身。資生堂美容技術専門学校卒業後、ALIVEに入社。2年でスタイリストデビューを果たし、ALIVE吉祥寺店オープンを機に23歳で店長に就任。今年5月、そのまま店舗とスタッフを引き継ぐ形で、25歳の若きFCオーナーへと転身。ALIVE全店で新規指名数ナンバーワンを誇る人気カラースペシャリストでもある。

 

 

プロフィール
西川 礼一(にしかわ れいいち)
ALIVE 代表取締役

1982年生まれ。高知県出身。大阪の美容専門学校を卒業後、上京。都内有名サロンで約8年間経験を積んで独立。2012年に『ALIVE omotesando』を立ち上げ、2014年には『ALIVE harajuku』を、2018年に『ALIVE kichijoji』をオープン。昨年から全国展開を視野に、ALIVEのフランチャイズ展開をスタートさせる。経営オンラインサロン「NO LIMIT」の講師としても活躍中。

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