“集客に悩まない”は本当だった。新卒2年目でプロフェッショナルへ。フローレンが導く、SNSに頼らない「売れっ子美容師」への最短ルート
集客サイトでの緻密なマーケティングはもとより、ECサイトの売上もスタイリストに紐づけ

―次に、渋谷店店長の根岸みのりさんに、Florenの客単価が高い理由について伺っていきます。若手スタイリストさんのお話を伺っていると、新規入客のチャンスが多く、数字も伸びやすいようですね。
根岸みのり(以下、根岸):はい。Florenは集客面の体制が非常にしっかりしていて、専門チームが中心となり、集客サイトなどを戦略的に活用しています。たとえば、シーズンごとにトレンドを反映したクーポンを設計したり、エリアごとの検索順位を調整したりと、緻密に動いています。

集客サイトのアワードでの受賞も多数
―客単価を上げるために、どんな工夫がされていますか?
根岸:卒入式前のカラーや梅雨時期の縮毛矯正など季節に合わせたキャンペーンやクーポンの導入はもちろんですが、オプションメニューの充実も大きなポイントです。トリートメントやヘッドスパの他にも、カラーやトリートメントを高品質なものに変更できたりします。1,000〜2,000円程度の価格差でも、お客さまにとっては体感の違いが大きく、それが客単価の底上げにつながっています。また、店販についても、ECサイトで後から購入していただいた分が自分の売上としてカウントされる仕組みがあるので、働いていない時間も収入に繋がるのがありがたいですね。

―ECサイトで購入されたものも、スタイリストの売上になるんですか!?
根岸:そうなんですよ。無理に勧めるのではなく、アフターカウンセリングのなかで「気になったら、後からECサイトで購入できますよ」とさりげなくお伝えしています。その場で買わなくてもいい、という安心感があることで、お客さまも前向きに検討してくださるんです。他にも体感していただくことを大切にしていて、たとえばFlorenで取り扱っているシャンプーは、シャンプーだけでも髪がツルツルになるのですが、施術後に「触ってみてください、トリートメントなしでもこの手触りです」と実感してもらうと、「それなら欲しいかも」という流れになる。体感の説得力って本当に強いんです。