私がPEEK-A-BOOの初代ママ美容師になれたワケ

 

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PEEK-A-BOOのトップスタイリストとして活躍しつつ、二人のお子さんの優しい母親の顔も持つ樋口さやかさん。まだ女性が少なかった時代のPEEK-A-BOOを知る貴重な存在であり、なおかつ同店で最初の産休・育休取得者でもある彼女に、これまでのストーリーをお話していただきました。

 


 

8年間の社内恋愛の末結婚しました

 

私が新卒で入社したころのPEEK-A-BOOは、美容に対してストイックな男性中心のサロンでした。女性美容師はまだ少なかったのですが、その中に一人トップスタイリストとしてバリバリ活躍している先輩がいたので、その人を目標に頑張っていましたね。

 

入社5年目にスタイリストになったのですが、それでも1店舗に1人か2人女性スタイリストがいる程度で、サロン内では貴重な存在でした。だからこそ人一倍頑張ろうと思っていましたし、男性よりも女性のほうが相談しやすいというお客さまも多かったので、徐々に指名が増えていったんです。

 

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スタイリストデビューして2、3年目のころには、ちょうどエクステなどが流行っていて、ギャル系の雑誌に連載してもらったことも。私もエクステをつけて奇抜なヘアにしていました。今なら川島先生に「なんだ、それは?」って叱られそうなものですが、当時は受け入れてもらっていたんですよ(笑)。

 

私は入社2年目くらいから、今の私の夫である先輩美容師とお付き合いしていました。

 

毎日、サロン中心、美容中心の生活でしたので、社内恋愛になるのは仕方がないことだと思うんですが、おおっぴらにし過ぎるのもどうかと思い、秘密にしていたんです。でも、結局、おしゃべりなスタッフが社長に伝えてしまって…(笑)。スタッフ公認のカップルになれたのでよかったのかもしれないですけどね。

 

夫婦で社長のもとに行き、産休・育休を申請

 

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結婚したのは入社して9年目のとき。社内結婚ということもあり、PEEK-A-BOOの同期や先輩など、みんなから祝ってもらいました。ただし、そのころ会社にはまだ産休・育休を取るスタイリストはいなかったんです。だから、夫と二人で社長のもとに向かい、産休・育休の申請をさせてもらいました。

その時、社長をはじめ、川島先生も喜んでくれ、気持ち良く産休・育休に入ることが出来ました。

 

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アシスタント時代のころから、とにかくトップスタイリストになるまで頑張ろうと思っていました。そこまで行けば理想の結婚も出産も実現しやすいと考えていたんです。トップスタイリストになったという事実が、背中を押してくれました。

 

産休に関してはお客様の引き継ぎは夫にお願いしました。幸い夫は会社からも期待されるスタイリストでしたし、技術もスピードもトップクラスだったので、自分のお客さまを安心して任せることができました。振り返ると、夫が同期や後輩ではなく、尊敬できる先輩であり、仕事の悩みや技術について相談できる人だったというのもよかったかもしれませんね。

 

 

>自分が体験したからこそお客さまの悩みを解決できる

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