美容師は姿勢もセットする時代! 野沢道生と兼子ただし、二人のカリスマが構想する「ボディスタイリング」とは?

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 よい姿勢を知らなければ姿勢のよし悪しはわからない

 

-今、美容師が正しい姿勢を学ぶべき理由とは何でしょうか?

 

「美容師のなかにも姿勢の悪い人はいますが、姿勢のよい人を見たことがなければ、いくらお客さまに姿勢の悪い方がいてもレクチャーはできませんよね。だからまずはどうなると姿勢が悪くなるのかという理論的なところから正しい姿勢を知ることが大切です」

 

-姿勢における美容師に多い特徴とはどんなものでしょうか?

 

「美容師の仕事は前かがみになることが多いので、腰痛や肩こりになりやすいのですが、悪い姿勢で長時間の立ち仕事をしていれば身体を崩すのも当然です。

 

例えば僕から見て気になるのは、普通に立っていても重心が後ろに偏っているため足の指が地面から浮いていたり、足の指を意識的に開こうとしても30度も開けない人が多いことです。これは背骨が曲がっているからこそ起きてしまうことなんです」

 

-実際に兼子さんの元へ通う美容師も多いそうですが、美容師からの反響はどのようなものでしょうか?

 

「いくら美しいボブカットでフェイスラインをきれいに見せても、姿勢が悪く首が前に出てしまっていては格好悪く見えてしまいますが、『お客さまに姿勢を正してもらったことで自分のヘアカットが3割増しに見えるようになった』という声も出ています」

 

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深呼吸とお辞儀で正しい姿勢は手に入る

 

-美容師が正しい姿勢を手にいれるために美容室で実践できるストレッチを教えてください。

 

「営業中にもできる一番簡単なストレッチは深呼吸です。口でゆっくり5秒吸って、ゆっくり5秒吐く。これだけで姿勢は正されます。姿勢の悪い人は呼吸が浅いのですが、深呼吸は当然浅い呼吸のままではできないんです。

 

それから普段何気なくしているお辞儀でも姿勢は正すことができます。まず、おへそのこぶし一つ分下に両手を重ねて揃えます(右手の甲が下、左手の甲が上)。次に頭だけが下がったりしないよう注意しながら、重ねた両手を起点に35度のおじぎをします。このとき、腹筋、背筋、太ももの裏が同時に鍛えられます。そしてゆっくり身体を起こすといい姿勢が取れているんです。

 

また、足の裏には土踏まずのくぼみがあるのにそこにフィットしないフラットなソールの靴を履いていたりと、みなさん大抵足に合わない靴を履いているので、ストレッチは裸足で行うのが効果的です」

 

プレゼンテーション2

早速、編集部員が挑戦。Beforeは頭とお腹が前に出てますが、Afterは美しいS字姿勢に!!

 

髪と姿勢を正して美容室を出ることを当たり前に

 

-今後の展望についてお聞かせください。

 

「やはり美容の最先端にいる美容師には、女性たちによりきれいな女性像を目指してもらうことを発信していってほしいですし、世の女性たちにも根本的な姿勢の改善がいかに姿をきれいに見せてくれるかということを知ってほしいですね。実際、背骨の並びは人によって差はなく、正しい姿勢を知ることさえできればみなさんに適用できるので、美容室に行ったら、髪だけでなく姿勢もよくなって出てくるということが当たり前になるといいと思います」

 

また、「Noz」ヘアプロデューサー野沢道生さんにも今回の「ボディスタイリング」構想の狙いや今後の展望について伺いました。

 

>「ボディスタイリング」を構想した狙い

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