自分を商品化する時代。「男の身だしなみ」で飛躍した宮永流セルフブランディング術とは

たくさんの人を巻き込んで、ニーズを吸い取って商品を開発

 

 

YouTubeで登録者数が10万人を超えても、それだけでは足りないと僕は思っていて、本も書こうと思っていました。ありがたいことにタイミングよく出版社からお声がけいただいたので、昨年12月にそれも実現することができました。この本は美容本としてではなく、ビジネスマンの教科書として出したかったので、ビジネス書のコーナーに置いてあります。この本をきっかけに僕のことを知ってくれた人たちもいたので、頑張って書いて良かったなと思っています。

 

今年1月にはメンズコスメブランド『RETØUCH』を立ち上げましたが、「身だしなみの文化を作りたい」と思い始めた2年前から、商品開発の構想は頭にありました。世の中にはすでにさまざまな商品が出揃っていますが、自分の発信を見てくれる人たちには、自分が作った商品の方が届くと思って。開発にあたっては、どのような商品が求められているのかを知るために『O2Cサロン』でアンケートを取り、みんなの意見を反映させて作りました。

 

 

『RETØUCH』のブランドテーマは、「鏡を見るきっかけを作る」です。男性が鏡を見ることはナルシストだと思われがちで、「悪」とされているんですよね。でも、アラサー男子が鏡を見ないでいると、知らぬ間に疲れ顔や老けが加速していきます。見た目をアップデートするためにも、鏡を見てほしい。そこで、鏡を見ながら使ってもらえる商品は何か? と考えて選んだのが、「BBクリーム」でした。それから、どうしても作りたい商品として「リップ」があったので、商品はこの2つに絞りました。

 

どちらも品質と使い心地にはこだわりましたし、おかげさまで売れ行きは好調です。借金して作ったので最初は2点しか作れなかったのですが、今後は新しい商品も展開していく予定。ぜひ期待していてください。

 

ここ最近は、このブランドの営業や商談をこなしながら動画制作と美容師をしているので、手一杯なスケジュール感です(笑)。でも、やりたいことができている充実感で、毎日本当に楽しいんですよ。

 

プロフィール
宮永えいと (株) CiiK 代表取締役/フリーランス美容師
1990年生まれ。東京都出身。日本美容専門学校を卒業後、都内の有名サロン勤務を経て、フリーランス美容師として働きながら旧友と起業。今年1月にメンズコスメブランド『RETØUCH』を立ち上げる。大人美容男子のオンラインコミュニティ「O2Cサロン」を主宰するほか、運営するYouTubeチャンネル「オトナ男子LABO」は登録者数12万人を超える。著書『大人男子の「超」清潔感ハック』(KADOKAWA)も話題に。

Instagram:eito_miyanaga

 

(文/織田 みゆき  撮影/巻嶋 翔)

 

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