【10分カット】COA三瓶大志の超高速ショートに業界激震!?まっさらなウィッグから早技で完成。撮り直し修正一切ナシの一発撮り動画をYouTubeで公開中

 

残すは8分4秒!ドライカット開始

 

 

重めに切っているので、しっかり量をとりながら空気感を出すことがマスト。そのための質感調整で、10%のセニングを使っています。根元2センチのところに2回入れて、毛先に連打で入れています。ウィッグなので、基本的には回数は統一させて切っています。

 

 

根元をカットすることが怖いと感じる方もいらっしゃると思います。今使っているセニングは棒刃の位置しか切れないので、表面には短い毛が出てこない設計になっています。この時、あえて中間を空けてカットしています。根元2回入れたら、中間は避けているんです。その理由は、パサつきの原因になるからです。

 

 

ハチの部分だけは中間から入れています。根元付近からたゆませて、たゆむ部分から根元に入れたら、中間〜毛先に入れます。こうすることでハチの部分から丸みが出ます。オーバーから下にかけて、キレイな丸みのある曲線がつながるように、オーバー部分は根元・中間・毛先にセニングを入れます。サイドは、根元付近にもセニングを入れ、重い部分には中間、毛先にも入れます。

 

 

よく見ると、左手が少しずつズレているんですよね。手の位置をズラしてカットしていくことで、毛先まで重さが残らなくなります。この時、下へと梳かしながら切っているんですけど、一番下(アンダーのアンダー)は毛先しかセニングを入れていません。耳かけした時、短い毛が出てくることは、女性のお客さまから喜ばれることはないからです。耳にかけたり、横に流した時のことを想定し、短い毛が出ないところ、出てもいいところを選んでカットしています。

 

 

顔まわりはバイアスでカット。この時も顔まわりに短い毛が出てこないように、アンダーは毛先しか入れていません。さらに顔まわりに隙間を作るように、中間から毛先にセニングを入れます。最後に残していたトップは、床水平に引き上げ、重い部分の毛先3分の1を切ったら、そのまま上に持ち上げて中間の空間を作るようにセニングをプラス。表面に短い毛が出ないように、ギリギリのところを切っています。下を軽くして、その上に重い毛が重なってくることで、上の毛が馴染むことなく浮遊感を演出できます。

 

 

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三瓶 大志  さんぺいたいし

COA トップスタイリスト/テクニカルディレクター

福島県出身。ワタナベエンターテインメントスクール卒業後、芸能活動をしながら福島県高等理容美容学院卒業。理容師免許を取得して上京し、都内のユニセックスサロンに入社、6ヵ月でデビュー。コンテストにも積極的に参加し、21歳でカットコンテスト優勝。アメリカで開催されたクラスルームにてJapanチームに入る。10年目に退社し、半年のフリーランス期間を経て2022年9月『COA』に参加。ベーシックカットのオンラインサロンを主宰するほか、外部カット講師も務める。

Instagram:@tai43pei

 

(動画制作/トカジショウタ)

 

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