【久保賢二】海外セレブ御用達サロン『WARREN TRICOMI』日本1号店のオーナースタイリスト。世界のセレブを魅了するテクニックの真髄を、原宿から発信!

 

大人世代であれば、誰もが知るハリウッド映画の名作『シザーハンズ』(1990年公開)。主演のジョニー・デップ演じる人造人間・エドワードのモデルとなったのが、今も現役で活躍する美容師エドワード・トリコミ氏です。ニューヨークNo1サロンとして呼び声の高いサロン『WARREN TRICOMI(ウォーレントリコミ)』を立ち上げ、数多くの名だたる海外スターを担当。その有名店が2015年に東京に初上陸、そこで現在オーナースタイリストを務めるのが久保賢二(くぼけんじ)さんです。NYと東京を行き来しながらグローバルなサロンワークを展開されている久保さんに、ワールドワイドな視点からブランドサロンならではのサロンワークについて語っていただきました。

 


 

エドワード・トリコミ直伝の技術を東京から発信

 

——2015年にウォーレントリコミ表参道原宿店がオープンして、久保さんはどのタイミングで参加されたんでしょうか。

 

お店ができて、1年経たないタイミングで入社しました。本当はオープニングから参加したかったんですけど、前職のサロンをスムーズに退社することが難しくて。ウォーレントリコミに転職したのが20代半ばで、今年8年目になります。入社してからニューヨーク本店に半年に1〜2回のペースで通うようになり、現地でエドワード・トリコミ氏に直接指導を受けながら技術を磨いてきました。会社の教育カリキュラムの一貫というわけではなかったので、もちろん渡米費も滞在費も自腹です。最初の頃はお金もなかったので、宿も決めずに飛んでいましたね(笑)。でも海外で美容師の仕事をしたいという思いがずっとあったので、毎回学びに行くという意識で通っていました。今もそうです。


——ニューヨーク本店は高級ホテル「プラザホテル」内にあり、ラグジュアリーを極めたサロンだとか?

 

そうなんです。ただ去年6月にメトロポリタン美術館の近くに移転して、現在は東京店舗の5倍ほどある広いスペースに生まれ変わりました。そこで、さまざまな人種や年齢層のスタイリストが働いています。日本人も数人いますよ。基本的に向こうはスタイリストとカラーリストの分業制なんですが、両方やるスタッフもいて、僕もNY店で仕事する時は両方やっています。


——世界的にも知られるエドワード氏から直接指導を受けてこられたとは、すごく貴重な経験をされていますね。どのような形で学ばれてきたんでしょうか。

 

コロナ前は僕もまだ若かったので、エドワードのアシスタントとしてサロンワークを見させていただきながら学んでいました。彼はドライカットなんですが、スピードがとにかく早くて毎回10分かからないんです。本人も「よそ見していたら終わっちゃうよ」と言うほどの神技なんですよ。エドワードはスタイルのデザイン性に世界的な定評がありますが、ヘアスタイルだけにとどまらない独自の審美眼があるんですね。お店の音楽や、その音量ひとつにとっても厳しいですし、空間デザインにも強いこだわりがあります。そのこだわりの一つひとつが勉強になりますね。


 

 

コロナ禍で渡米できなかった期間を経て、現在は僕も施術できる準備が整いつつあります。昨年6月のNYでのサロンワークでは、事前にSNSで募集をかけて集客したんですが、現地在住のお客さまを東京で担当させていただいていたので、その方々も来てくださって。向こうは総じて技術単価が高いので、僕はカット3万、カラー5万円、ハイライトなら7万を設定しています。チップも合わせると、お一人10万近い料金になるんですよ。


 

 

——単価10万!ちなみに、東京の料金は?

 

カット料金が8800円です。東京はカラーのお客さまが大半なのでセット料金をいただきますし、カット単品はその料金設定にしています。顧客さまは6割が日本人、4割が外国人で、欧米系の方が多いですね。新規のお客さまは7割が外国人の方です。でもニューヨーク本店の僕のお客さまは、アジア系の方が多いんですよ。アジア人の髪のコントロールができる美容師があまりいなくて、サロン選びに悩んでいる方が多いのかなと思います。




>別事業も展開できる自由な働き方を許容したい


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