【縮毛矯正】アルカリストレートの限界に挑む! giteカワムラナオキ、YouTubeにてクオライン使いこなし術を大公開。バージン毛からの劇的チェンジ3時間を完全密着

塗り分ける方法。前処理のタイミング

 

まず塗布としていく前にスライスを取ったら、ポンポンと振動を与えます。すると癖が分かります。この毛先のカール感は少し残したいなと思います。

 

髪の毛が乾いていると薬が過剰反応するので、髪が乾きやすい人はちょっと濡らしてあげます。塗布のポイントは、塗布量は多めにして、根元は攻めすぎない。大事なのは根元と毛先の馴染ませの部分。毛先の方が毛が少ない分、痛みやすので、塗布量がグラデーションになるように刷毛を立てて塗っていきます。

 

 

毛先を塗布する前に、前処理としてCMCをつけます。髪が濡れている状態できしんでいる方にはCMCやケラチンをつけると髪が柔らかくなります。傷んでいる毛先は、薬が反応しやすいので、先に栄養を入れて髪の毛の中を満たす感覚です。

 

そして直前で根元の薬をちょっと伸ばします。そこにかぶせるように毛先の薬を塗る。塗布しながらブレンドしていくように。こうすることで薬の強さがグラデーション状になります。

 

 

 

縮毛矯正の考え方として、少し前までは「強い・中間・弱い」に分類して考えられていたんです。この人は癖が強いから、強い薬を使おう、とか。でもその考えに基づいた処方が、結果ダメージにつながっていくんです。

 

まずは、2種類の強さがあると考えます。1つは癖を切る力。癖が強い人に対してはそこの還元力が必要です。ですが今は毎日コテで巻いている人もしますし、ブリーチもしているし、人それぞれ履歴が複雑なんです。2つめは軟化具合。膨潤具合。アルカリの力が強ければ強いほど髪が膨らみますし、その時が一番痛みやすい。だからダメージしている人にはアルカリを減らします。

 

今日のモデルさんに関してはバージン毛で、毛もしっかりしているのでアルカリも多め。癖もしっかりあるので還元力も高め。でも細毛、軟毛、リッジの強い人には、還元力は高めでアルカリを減らす。こんなふうにして薬剤選びは2軸で考えています。その点、クオラインは色々な薬を混ぜられるのが使いやすいポイントだと思います。

 

 

軟化チェックしていきます。イメージとしては髪の毛が倍伸びるくらい。そして戻る力を確認します。

 

 

続きはYouTube動画でチェック

https://youtu.be/DYKdYeMdn-g

 

プロフィール
カワムラナオキ

gite統括マネージャー

山梨県出身。横浜エリアのサロン勤務を経てgiteに参加。『gite』を立ち上げメンバーの一人として綱島を拠点にサロンワークを展開。統括マネージャーとして渋谷2号店に出店にも尽力。アルカリストレート、縮毛矯正を得意とし、セミナー講師としても活動している。

https://www.instagram.com/gite.naoki

 

(文/QJナビDAILY編集部 動画制作/トカジショウタ)

 

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