酪農家の世界線もあった!? GOALDプロデューサー・室井聖也、24歳。農業高校から、一気に美容トレンドの最前線へ。”異次元レベル”の技術を手にするまで
美容への本気度を父に示したくて、ヘアコンテストに参加

――美容学生になったのが、ちょうど2020年。オンライン授業が中心だったと思いますが、どんな学生生活でしたか?
オンライン授業の期間は実家に戻り、牛の世話も手伝っていました。その中で父ともたくさん話をしたのですが、いまひとつ自分の美容への本気度が父に伝わっていないと感じて。そこで、全国の美容学生が参加するヘアスタイリングコンテストに出場することにしました。優勝すれば、父も納得してくれるのではないかと思ったんです。
そのタイミングでカメラやストロボを購入し、撮影も独学で勉強しました。そして実際に優勝することができたんです。親も「日本一!? 本気なんだね」と驚いていましたね。それからは親戚一同が応援してくれるようになり、父も自分のやりたいことに挑戦しようと考えたようで、家業を畳む決断をしました。

――その後も、在学中はさまざまな活動をされていたそうですね。
コンテストが本当にいい経験だったので、美容学生のうちから実績を作れる場を増やしたいと思ったんです。コンテストを通じて仲良くなった人たちと、メンズ美容のコミュニティを立ち上げ、毎月スタイリングコンテストを開催しました。集計やフライヤー制作も自分たちで行い、全国の美容学生を巻き込んでいましたね。
――それは素晴らしいですね。コンテストを機に、歌舞伎町のホスト専用セットサロンからも声がかかったとか??
そうなんです。週3日、半年ほどアルバイトとして経験しましたが、ギャランティもかなり良くて。オーダーされたスタイルを再現するのが得意ですし、スタイリングも速かったので重宝していただきました。「卒業後も働いてほしい」と高額な初任給を提示されたのですが、GOALDに入社しました。
