#♡♡♡♡♡♡♡でTOPにでてきた人vol.14 #ブリーチなし LOUIS元杉允駿さん

 

今やSNSは美容師にとって欠かせないツールです。スタイルを発信して集客につなげるのはもちろん、お客さまとのコミュニケーションに使ったり、サロンワークの記録用だったり。使い方や発信の理由はさまざま。溢れるポストの中、#(ハッシュタグ)でスタイル名や技術名がアピールされているのは見る方にも大切な指針になります。そこで、Instagramで#♡♡♡♡♡♡♡(スタイル・技術名)で検索した際に、そのときの人気TOPに上がってきたスタイル写真の美容師さんにそのスタイル・技術についてのこだわりや、SNSの使い方などについて伺います。

第14回は#ブリーチなし。#ブリーチなしでTOPにあがってきたのは、福岡県天神のヘアサロンLOUISでオーナーを務める元杉允駿(もとすぎ のぶとし)さんでした。

元杉さんはどのように#ブリーチなしでTOPに出てくる人になったのでしょうか。スタイル作りのこだわりやSNSの活用法について伺いました。

 


 

ハイトーンが流行する前から#ブリーチなしのスタイルを投稿していた

 

 

――Instagramで、#ブリーチなしを検索すると元杉さんのスタイルがトップに出てきました! およそ29.9万件ものスタイルがヒットしたのですが、その中でも元杉さんのスタイルがトップに出てきた理由はなんだと思いますか?

 

今でこそ「ブリーチなし」という言葉もよく見聞きするようになってきましたが、僕の場合、以前から継続して「ブリーチなし」のスタイルを投稿していたんです。ハイトーンがずっと流行っていますが、実際にご来店される僕のお客さまでは、学校や職場の関係でブリーチができない方もすごく多かったので、前からずっとやり続けていたということが大きいのかもしれません。

 

#ブリーチなしのカラーは、ブリーチに比べると、ダメージが少ないです。そして、色落ちしても金髪にならないということもお客さまに喜んでいただいています。職場とかで染めたての色はいいけど、色落ちして金髪になってしまうのはまずいというお客さまはたくさんいらっしゃいますから。

 

僕のInstagramは、常にお客さまが求めているものの延長線上で一歩先を行くことを意識しています。お客さまが求めているものと美容室が発信するスタイルがズレていたらおそらくアクセスは上がらないと思うので、お客さまが求めているものをリアリティをもって発信したいんです。サロンワークの実感として「ブリーチなしででも可愛い色にしたい」というお客さまが多かったので、そこを狙って投稿するという戦略でもありますね。

 

https://www.instagram.com/p/B_KdERND1sT/?utm_source=ig_web_copy_link

保存数6000を超えるブリーチなしでも可愛いカラー総まとめ

 

――今はピンクの背景でかわいい女の子のスタイルを中心に投稿されていますが、元杉さんの投稿を遡るとメンズスタイルも出てきます。シフトチェンジした理由を教えていただけますか?

 

女性のスタイルもメンズスタイルも両方得意なんですよ。以前に勤めていたサロンで、オーナーから「福岡でこれほどまでにうまいメンズスタイルを作る美容師は他にいない」というお墨付きをもらったこともあり、メンズスタイルを中心に打ち出していました。LOUISはこのようにかわいい雰囲気の内装ですが、メンズのお客さまもたくさんいらっしゃいます。ただ、Instagramでの発信は、可愛い雰囲気の女性のスタイルに特化させています。

 

というのも、こういう可愛い雰囲気や世界観が好きなんです。「女の子ってどういうものが好きなんだろう」と研究しているというのもありますが、僕自身が好きっていうのが大きい。それに、男性美容師で可愛い世界観を表現している人ってあまりいないので、女の子が好きな世界観に男性目線の可愛さを入れることで、女性ウケ・男性ウケの両方のバランスを取ったスタイルが提供できるんじゃないかと考えています。

 

 

ーー男性目線の可愛さというのは、具体的にどのようなスタイルですか?

 

女性が思い描く「こうなりたい」という女性像に、男性目線の「可愛さ」をプラスするようにしています。

 

僕のInstagramでいうと、発色の良いピンクのカラーやハイトーンのスタイルは女性ウケが良いです。一方、ブリーチなしの暗めのトーンは一般男性に響くスタイルが多いです。両方のテイストを取り入れてバランスの良い可愛さを追求しています。

 

>ブリーチなしのカラーは薬剤レシピが命! ピンクだけのためにメーカーと契約することも

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