ヘアカラーで劇的再生。酒井元樹のブリーチからオンカラーまで完全収録。Couture Color Magicに目が離せない!

均等な明度にリフトアップした後は、いよいよオンカラー。根元、中間、毛先の境目をボカし、自然にグラデーションをつなげる

 

 

2回目のブリーチ後は残留色素もキレイに消え、均等な明度にリフトアップした状態に。インナーカラーを入れるため、イヤートゥーイヤーでブロッキング。ここに顔まわりにインナーカラーが入ることで、フォワード巻きでもリバース巻きでも色の見え方による違いでアレンジすることが可能になる。

 

全体をオンカラーする時は根元を濃く設定し、中間から毛先に自然に繋げていく。根元はラベンダー寄りのグレー、中間から毛先にはホワイトグレーで光沢感のある色を表現し、境界線はしっかりとぼかして繋いでいく。

 

後ろ半分のオンカラーが終わったら、色を変えてフロント部分のオンカラー。同様に根元は濃く、そこから中間〜毛先にかけてグラデーションを施し、十分に浸透させる。この後流す時は、前後の色が混ざらないよう、前後のブロッキングを意識して流すことがポイント。

 

 

最後に全体に塩基性カラーでカラーハイライトをプラス。表面にいくほどハイライトのチップを細く設定し、色馴染みよく仕上げる。

 

 

 

 

 

プロフィール
酒井元樹 サカイ モトキ
iLe. 代表
新潟県出身。長岡美容専門学校卒業後、上京。26歳から独学でヘアカラーを研究し、独自の理論を確立。やがて講習活動もスタート。35歳でフリーランスとして独立後は、サロンワークの拠点を池袋から表参道へと移し、月150人の新規客を担当。インスタグラムは多くの美容師からフォローされ、美容師に向けたインスタライブも好評。2020年8月、西村涼氏と共に表参道に自身のサロン「iLe」をオープンしたばかり。
Instagram:sakaimotoki

 

( 撮影/巻嶋 翔)

 

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