「その髪、どこで切ってるの？」ってよく聞かれます ～アパレルブランドMDと美容師の関係～
初回だけどバッサリ切るのは怖くなかった
―いきなりバッサリ切るのは怖くなかったですか？
川俣さん：先輩の素敵な髪型を見ていたし、信頼できる美容師さんだと思ったから怖くなかったです。きっと技術がいいから素敵なヘアスタイルをつくれるんだろうなって思っていましたから。今もいつもいい感じにしてもらっていますし、安心感がありますね。
木村さん：僕が初めて真由美さんの髪を切らせてもらったのは、前のサロンでスタイリストデビューしたばかりのタイミングだったんですよ。だから思い入れがあるし、お付き合いも長いので、僕も安心感があります。
―木村さんは、川俣さんの髪を切るときにどんなことを考えているんですか？
木村さん：真由美さんはいつもショートヘアなんですけれど、いつも究極のデザインを追求しています。どんな感じが一番いいか考えて、毎回微妙に変えているんです。僕はYouTubeでミディアムとかロングのヘアアレンジを紹介しているから、お客さまも髪が長い女性が多いんです。
川俣さん：木村さんのお客さまのなかでは、私が一番短いくらいなんですよね。
木村さん：でも、実はショートをつくるのが好き。だから、真由美さんは一番切るのが楽しいお客さまかもしれません。
川俣さん：そうなんだ…それは意外でした。
木村さん：気合が入るし、いつものめりこんじゃう。だから施術中はあんまり話さないですよね。
川俣さん：私も技術に集中してもらいたいから、じっと手元を見ているだけです。
