【全身タトゥー×世界平和】異色すぎる美容師、河崎魁仁が掲げる“本気の理想”とは?いじめられた少年が、“見た目で人生を変える側”へ。逃げ道を断ち、人生を賭けた覚悟を体に刻んだ美学

 

 

全身に刻まれたタトゥー。鋭い存在感。でもその奥にあるのは、驚くほどまっすぐで、優しい思想でした。大阪でメンズヘアサロン「TRIBE(トライブ)」を率いる河崎魁仁(かわさきかいと)さんは、「かっこいい男をつくる」ことに人生を懸ける美容師です。その原点は、幼少期に受けたいじめの経験。見た目を否定され続けた過去。しかし、たった一度「かっこいい」と言われた言葉が、価値観を一変させ、美容師として生きる道を選びました。やがて、過酷な下積み、逃げ出したくなる日々の中で、自らを追い込むように刻んだタトゥー。独立や、仲間との決別を経験しながらも、「すべては自分の糧」と受け止め、前へ進み続けています。河崎さんが提供するのは単なるヘアスタイルではなく、「人生を前に進めるきっかけ」そのもの。揺るがぬ信念を持つ河崎さんが語る、美容師という仕事の本質を紐解きます。

 


 

ズバリ聞きます!まずはタトゥーについて

 

――こんなことをいきなり伺うのも失礼かもしれませんが、かなり存在感のあるタトゥーですよね。街を歩いていても、相当目立つのでは?

 

はい、よく声はかけられますね。以前、街中で知らない外国人から「カワサキ!」って声をかけられたことがあって。話を聞いたら、イタリアで美容師をしているという日本好きな旅行者のようでした。僕のインスタをフォローしてくれていたみたいです。




 

――世界的規模で認知されているんですね。そうやって注目されることも、ある程度は狙っていたんですか?

 

誰よりも目立つっていう意味で、ブランディングの要素はもちろんあります。ただ、それ以前に単純にタトゥーが好きで、自分の美学として入れているのが大きいですね。どうせ入れるなら、中途半端じゃなくて振り切ろうと。ここまで入っている美容師は、日本にはほとんどいないと思うので。

 

 

――顔にも入っていますよね。 

 

髪を丸刈りにすると、頭全体に女神の顔が入っているんです。

 

――え? 頭ですよね? 痛くないんですか!?

 

いや、意外と痛くないんですよ。彫っている時は変な音がして、液が出てくる感じはあるんですけど(笑)。どちらかというと、脇腹のほうが圧倒的に痛かったですね。頭や顔ももちろん痛みはありますけど、想像ほどではないです。

 

もともと僕、「M字ハゲ美容師」っていう打ち出しをしていた時期があって。22〜23歳くらいの頃ですね。スタイリストになってすぐ、仕事のストレスもあったと思うんですけど、一気にM字が進んでしまって。それで、「じゃあもうタトゥー入れよう」って思ったのがきっかけです。




 

――そこから一気に?

 

そうですね。だから額に「GOING MY WAY」って入れてるんですよ。ハゲたことも含めて、自分の人生を受け入れて、我が道を進むっていう意味で。

 

――今もその、ハゲている状態なんですか?

 

今もですね。なので、パーマをかなり強めにかけて、ヘアバンドでこのあたりを隠してる感じです。

 

(あまりにストレートで飾らない言葉に、思わず思考が止まる)

 

 

>「最初からメンズ一択でした」 



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