いつもGive&Giveの関係でありたい! 美容学校生を輝かせるダンス講師が思うこと

ミュージシャンのバックダンサーとしてテレビに出演したけれど

 

 

上京してから、ミュージシャンのバックダンサーを経験し、テレビにも出ることができて、子どものころからの夢を、ひとつ叶えることができました。その一方で、『テレビのお仕事も素晴らしいけれどもっと自分の作品を見てもらいたい』という気持ちもあったんです。

 

ダンサーは誰かの振り付けに従って踊っています。だから、自分は誰かの作品の一部にしかすぎません。そうではなく、「自分が感じるままに踊りたい」「自分が演出や振り付け指導をして一つのステージをつくりたい」…そんな想いも膨らんだのです。

 

タカラ美容専門学校で授業を担当する機会をいただいたのはそんな想いを抱えていた時期でした。私はヘアメイクやダンス、演出の経験があるので、これを全部融合させて何かをしたかったんです。美容専門学校でダンスの授業をすることは、私以外の人にはできないと思っていました。

 

 

どんな世界も表と裏を知る必要があると私は思います。美容師を目指す学生に自分は作り手だからモデルの動きや魅せ方を知らなくて良いとは思ってほしくないんです。自分がモデルとなり魅せ方を学ぶ事で、“今後の学内のヘアショー、卒業してプロになればヘアショーに携わった時、ヘアショーの制作を学べるこの授業が活きます様に…”そんな願いをこめて授業を行っています。

 

 

ちなみに、毎回授業のテーマは異なりますが、最近では「世界のヘアショー」というテーマでやりました。インドとか日本とか国を決めて、衣装やヘアメイク、動きでその国の特徴を表現するという内容です。評価基準はテーマを知らない人に伝わるかどうか。最初は照れていたり、斜に構えていたりした子ほど、最終的にはキラキラした笑顔で、楽しそうに踊っているのが印象的ですね。

 

>「この人“を”担当してよかった」と思わせたい

 

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