「私って本当に普通だと思うんです」美容師とヘアメイクで活躍するLysa有紀さんの「普通の美学」

雑誌の仕事は非日常、サロンワークは日常そのものだと思う

 

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-有紀さんは、ヘアメイクアップアーティストとしての仕事とサロンワーク、どちらに重点を置いているのでしょうか?

 

「どちらということはなくて、今は半々くらいですね。欲ばりかもしれないですが、私はどちらも好きなので。ヘアメイクアップアーティストとしては、『SEDA』『LARME』『CHOKI CHOKI GiRLS』などの雑誌で仕事をさせてもらっているほか、藤田ニコルさんや平松可奈子さんなど芸能人のヘアメイクも担当しています」

 

-ヘアメイクアップアーティストと美容師の仕事の違いは? 共通点はありますか?

 

「ヘアメイクアップアーティストと美容師は、『人をキレイにカワイくする』という意味で共通点はありますが、実際はまったく別物だと思っています。同じ髪を扱うとしても、美容師は髪を切るのが仕事だし、ヘアメイクアップアーティストは、スタイリングするのが仕事です。

 

雑誌やTVの仕事って、非日常ですよね。最先端のファッションだったり、メイクだったり。雑誌のテイストに合わせて偏ったスタイルをつくることもできるし。その現場、その現場でしっかり仕事をしていけばいいと思うんです。でも美容師は違いますよね。髪を切って『はい、終わり』じゃない。髪を切るってことは、お客さまの日常そのものなんです。お客さまとは長いスパンでつきあっていきたいので、お客さまの人生の先を見据えながら仕事をしていくようにしています」

 

>やりたいという気持ちが一番大事

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