Point1：細めロッドでランダムな動きを演出

前髪は細めのロッドを使用し、リバースとフォワードの交互にワインデング。また隙間を作りたくない剃り込み部分はリバース巻きし、その上に重なる毛束はフォワードで巻きます。毛束と毛束がぶつかってランダムな動きを出す効果を狙うのがポイント。

Point2：髪質やデザインに応じて組み合わせ自在

boucleでは髪質やデザインに合わせて何通りものパーマレシピを用意し、その場で組み合わせながらオリジナルのレシピで施術。立ち上がりが欲しいトップは根元まで巻き込む。縦巻き、順巻き、逆巻きでワインディングしています。

＜カメラマンはこう見た！＞

撮影を担当したのは、動画クリエイター兼美容師の川間将彦さん。篠原さんのパーマ施術を撮影した立場からコメントをいただきました。

川間：「強い薬を使うけど、柔らかくパーマをかける。細いロッドを使うけど、ゆるいパーマをかける。ドライの状態からワインディングしたり、バッファーは使わなかったりと、篠原さんが細かい部分まで配慮して施術している姿勢を見て衝撃を受けました！　確立された技術と長年の経験値があってこそ、篠原さん独自の施術プロセスが完成したのだと思います。撮影しながらもとても勉強になりました。どの工程をとっても見どころ満載です」

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プロフィール

篠原 靖治
boucle　YASUHARU SHINOHARA

東京都出身。都内３店舗を経て、東京・渋谷にboucleをオープン。感度高めなメンズ顧客からの圧倒的な支持を受ける美容師として、幅広いパーマデザインを考案。パーマの強弱、動き、質感、シルエットなどに合わせたパーマ理論を確立。またパーマ薬剤にも精通し、経験値を生かしたサロンワークで活躍。

（文／QJナビDAILY編集部）