美容師に“遅咲き”はない!? 無我夢中の20代が、輝かしい美容人生の礎 〜レジェンドが語る「成長する20代美容師がやるべき9つのこと」〜 stair:case 中村太輔

5つ目:  20代のうちに働く環境次第で、美容師の人生が決まると心せよ

 

 

働く環境はものすごく大事です。同じ熱量を持った人たちが集まると、ぐんぐん伸びる。やっぱり「同じレベル、あるいは少し上の先輩が近くにいるかどうか」で刺激も変わりますから。

 

だから、本気で一流を目指したいなら、「環境をちゃんと選んだほうがいい」と思う。美容室はいくらでもあるんだから、切磋琢磨できる場所や、当たり前の基準が高いところを選んだほうがいい。

 

その分厳しい面もあるけれど、長期的に考えられる人なら、最初に厳しく言われることがどれだけ自分を成長させるか、わかってくれるんじゃないかな。

 

とにかく、早いうちに「自分がどういう状況でパワーを出せるか」をわかっておくことが大事。褒められて伸びるのか、叱られて伸びるのか、それは人それぞれなので。自分を知った上で、自分に合う環境を選んでください。

 

6つ目: 口角をあげて、笑顔になろう!

 

 

前社で笑顔が素敵なスタッフがいたんですよね。その子はいつも作り笑いも上手で、鏡の前で口角を上げる練習までしていたんですよね。本心はわからないけれど、表情だけは常に明るくしているというか。それを見て一緒に口角を上げる練習をするようになった。そしたら本当に僕の表情も変わってきたんですよ。

 

お客さまに笑顔で接したり、目が合ったときにパッと笑顔になれるかどうかで、周りからの印象が全然違ってくるんです。僕たちの仕事って、人に応援してもらわないと成功できないし、お客さまが「またあの人にお願いしたい」って思ってくれるからこそ成り立つ仕事なので、愛想がないよりは、明るくハキハキしてるほうが絶対に得だと思うんですよね。

 

男の子の場合、クールにカッコつけちゃうタイプの子もいるけれど、実は笑顔のほうがずっと好印象です。それが成功への近道だし、可愛がられるキャラクターのほうがチャンスも増える。人生が変わるんじゃないかなって思います。

 

>7つ目: 褒めることも仕事のうち!

 

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