チャンモリパーマで“顔まわり革命”を。福岡から韓国トレンドを発信し続けるVOTAN マツオカヒロミが仕掛けた、似合わせの産毛デザイン
チャンモリパーマのHOW TOをご紹介
ここではマツオカさんのこだわり技術をご紹介。小顔に見せつつ、華やぎのある顔まわりを演出するチャンモリパーマのテクニックを見せてもらいました。

こちらがBeforeの状態。額がやや広く平面に見えます。また顔まわりに若干のボリューム不足の気配も。ここから生え際の毛束をわけとり、人工的に産毛を作って小顔効果を出していきます。センターから両サイドに向かって産毛のようにカット。カールする長さも計算し、長めに残すのがポイントです。

チャンモリパーマでは、皮膚に直接塗布することもあり、頭皮トラブルの少ないシステアミン無配合の専用薬剤を使用します。また毛流れを補正するだけの粘性があることもポイント。生え際に補正が欲しい部分に1剤を塗布し、ペーパーで固定。10分程度放置した後、水洗し、2剤を塗布します。

パーマの後は、ドライカットで額に自然な産毛の毛量を調整して完成。産毛が加わることで、丸みのある立体的な額になり、イノセントな雰囲気に。
チャンモリパーマは、縦のバランスが肝
――社内でもチャンモリ技術を教えているとのことですが、施術時に気を付けるべきポイントを教えてください。
縦のバランスがすごく大事なので、産毛の長さ調整はかなりポイントになります。長くし過ぎると横流し前髪のようになってしまいますし、そこは絶対にミスしてはいけないポイントですね。量の取り過ぎにも注意です。
――センスが問われる施術ですが、どれくらいでマスターできるものですか?
カウンセリングなどベースの技術があれば、人にもよりますが2週間で習得できるんじゃないでしょうか。ちなみに、施術時間はだいたい1時間半です。顔まわりのパーマなので剤を流すときもすごく丁寧に行う必要があるんですが、今はそれをさらに30分短縮できるように取り組んでいるところです。
――松岡さん以外で、VOTANグループにチャンモリ推しの方は他に何人いらっしゃるんですか?
僕以外に2人います。なので、3人で研究して発信していますね。チャンモリは最近また再燃しているトレンドなので、しっかりヒットメニューにしていくことを目指して発信を頑張っています。トレンドはだいたいTikTokで発信することが多くて、集客もTikTokからがほとんど。今後はもっとお客さまが増えていくんじゃないかなと思っているので、もしかしたらVOTANグループ全店でチャンモリパーマを始めるかもしれません。
