先輩としてカッコよく決めるはずが…!? 現役美容師が経験した「先輩デビュー失敗エピソード」

 

「自分もやられたから」とパワハラ発言連発…その末路とは?(男性/24歳

 

僕は1年目のときに、先輩からとても厳しい教育を受けていました。そんな環境が当たり前だと思っていたので、自分の後輩にも同じような指導をしていました。技術の質問を受けてもすぐに教えず、「何でもすぐに答えを聞こうとするな。まずは自分で先輩の仕事を見て盗む努力をしろ!」とか「マジで今年の1年使えねぇな…これだから最近の若者は! こんなんじゃ社会人でやってけないぞ。今までどういう教育受けてきたんだよ?」などと、毎日平気でパワハラ発言。

 

するとある日、新卒の子が全員一気に辞めてしまったんです。厳しい指導に耐えて、やっと後輩ができたと思ったのに、また一番下っ端に逆戻り。先輩にも行き過ぎた指導を怒られ、また朝の掃除などの雑務をやらないといけなくなってしまいました。

 

「自分が厳しく育てられたのだから、後輩も同じくらい苦労をするべき」と、知らず知らずのうちに思っていたのかもしれません。時代は変わっていくし、スタッフの人数が揃っていないと良い仕事はできないのに…。考え方を常に変化させていかなければ、自分の首を絞める結果になることを思い知らされました。

 

 

<まとめ>

初めての先輩デビューには、いろいろな波乱があったようです…。やる気に満ちていたころの自分を、後輩のおかげで思い出せた方も多いのではないでしょうか。先輩デビューに失敗してしまっても、後輩から学べることをたくさん吸収して、これから素敵な先輩になってほしいですね!

 

 

(取材・文/リクエストQJ編集部 イラスト/うえだしろこ)

 

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