DIYでのサロンづくりはほんとにお得!? 内装全部をDIYした“DIYラヴァー”、HAIR STUDIO LEVEL・鈴木 真さんに聞きました。

2017.05.12

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できるだけ初期費用をかけずにサロンをオープンさせようと思うとき、頭に浮かぶであろう「DIY」。自分で壁を塗ってみたら? カウンターを手づくりしてみたら? 実際問題、どのくらいのレベルのお店がつくれるのでしょうか。

 

というわけで45坪もある内装のほぼすべてをDIYでつくりあげたという、『HAIR STUDIO LEVEL』の鈴木 真(すずきまこと)さんを訪ねてみました。鈴木さんもこのサロンをつくったのが、はじめての本格的なDIYだったそう。お店の様子とともに、つくり上げていく課程もお伝えします。自分がDIYに向いているのか、いないのかも、これを読んだらわかりそう!

 


 

−内装のほとんどをDIYでつくったとのことですが、サロンをつくるならDIYでやろうと決めていたのですか?

 

もともと椅子や棚を自分でつくるなど物づくりが好きだったので、お店をつくるなら徹底的にやってみたかったのもありますし、単純にコストがおもいっきり削れるので。趣味と実益の両面からDIYでつくることに決めました。とはいえつくり始めてから自分でもやりすぎたかな、と後悔したときもありましたよ。床材を貼るだけでも1週間かかりましたからね。毎日1人で床板に接着剤をつけて貼っていました(笑)。

 

あとそもそも既製品の中に、理想の物がなかったんですよ。たとえばセット面の鏡台にしても、つくったのはサイズも高さも材質も、それに鏡が取り外せるという点も、僕の理想のものなのですが、その条件をすべてクリアするものは存在しないんです。そうなるともうつくるしかない。DIYするしかなかったんですよね。

 

—そうはいってもお店のような大きいものをつくるのは初めてだったのですよね? 不安はなかったのですか。

 

たしかにそれまでやってきたDIYは机や椅子など小さいものどまり。ここまで本格的なDIYは初めてだったので、ネットや本で勉強しながら進めていきました。一度つくってしまったら取り返しのつかないこともあるので、シミュレーションはかなりしましたよ。今話した鏡台も一度天板をダンボールでつくってみて、椅子を回したときに足が当たらないかとか、鏡との距離はどうかとか、確認してからつくり始めました。ちなみにお店全体の設計は、レゴでやりました。

 

あとサロンワークをする上で不備が許されない物、椅子やシャンプー台はプロ用の既製品にしましたし、解体や電気工事、配管など免許が必要な作業や、危険な作業は専門業者にお願いしました。解体のときにいらっしゃった内装屋さんがとてもいい人で、その方にもいっぱい教えてもらいましたね。職人さんが入っている間に、わからないところを優先的に進めていきました。

 

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もとは塾だったというビフォアの様子

 

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メインフロアーのアフター

 

—どんな内装のお店を目指してつくり始めたのですか?

 

インテリアの趣味が北欧系なので、そのイメージでつくりました。サロンのコンセプトは大人の美容室。30代以上がターゲット世代で、広くて明るくて、のんびりできる空間にしようと思いました。あと美容室らしからぬ場所にしたいな、と。美容室ってセット面が窓側を向いていることが多いと思うのですが、光が遮られてもったいなくないですか? カフェなどでも素敵だなと思うお店はテーブルがセンターに置かれているし、そのほうが絶対にかわいいし、おしゃれ。そんなわけで、うちはテーブルはセンターに、窓際には棚も置いていますが、外光を遮らない高さにしています。また美容室ならではのにおいもさせたくなかったので、消臭効果のある漆喰の壁にしたり、土や緑を多く置いたりしました。

 

まぁ、でも一番は自分が好きな空間をつくったという感じです。今は僕1人でやっているのですが、お客さまがいない時間も気持ちよくて、いるだけで楽しい。そんな空間になりました。店でありながら、僕の別邸という感じになりつつあります。

 

>工期は? 予算は? 具体的なDIYの流れを聞きました! 

 

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