オタク向けサロンオープン! クラウドサービス活用の裏側とは。

クラウドファンディング、クラウドソーシング、Twitter…インターネットサービスフル活用のオープン準備

 

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今後ポスターを増やしていく予定とのこと。

 

-クラウドファンディング、クラウドソーシング、Twitterなどのインターネットサービスをフル活用してサロンをオープンさせていく過程が美容業界では珍しいと思いましたので、一つずつお伺いさせてください。まずクラウドファンディングで資金を集めた理由は何でしょうか?

 

開店資金に関しては自分の貯蓄と金融公庫などでまかなえたので、クラウドファンディングについては純粋な資金集めというより、話題性を重視してはじめました。

 

-クラウドファンディングで話題にしよう! と思ったきっかけは何でしょうか?

 

少し前に、クラウドファンディングの老舗であるキックスターターというサイトで、「ポテトサラダ作るよ」というプロジェクトが500万円集めたというニュースが凄い勢いで拡散していったんです。

それを目の当たりにしたことがきっかけで、クラウドファンディングのことを知れたし、面白いプロジェクトなら話題にもなりやすいと思って、今回プロジェクトを立ち上げてみました。

 

-早い段階で目標金額も達成されていましたね。

 

クラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げる前に、2ちゃんねるで「秋葉原にオタク向け美容室作るけど質問ありますか?」っていうスレッドを立てたら、スレッド自体が盛り上がってさらにそのスレッドが大手のまとめサイトにまとめられたんです。

まとめサイト掲載の次の日にクラウドファンディングの申請が通ったので、まとめサイト効果もあって、最初の目標金額30万円は割とすぐに達成しました。

 

そのことに加えて、プロジェクトを立ち上げ直後にニュースサイトにリリースを送ったら、いくつかのサイトで掲載いただいたんです。

いろいろなことがタイミングよく進んで、ユーザーの方にオタクサロン開店のことを知っていただく機会も多かったので、最終的に目標金額30万円の倍の60万円を集めることができました。

 

 

 

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クラウドファンディングで集まった資金で、設置できたスクリーン。

 

-ロゴはランサーズという、クラウドソーシングのサービスを利用されていましたね。

 

ゲーム会社で働いている友人にロゴのことを相談したところ、「ランサーズ」を教えてもらって、面白そうだったのでコンペ方式でロゴの募集をしました。

30近くご応募いただき、またその中にイメージとマッチするロゴも見つかったので、ランサーズを利用してみてよかったです。

 

ロゴを選んだ基準は、オタク向けだからといってチープな雰囲気になりすぎないようにと、内装にかなりの予算を割いてこだわって作ったので、お店の雰囲気にマッチする、一見シンプルだけど、遊び心のあるところが気に入ったので、今のロゴにしました。

 

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店内はブラウンの基調としたシックな内装。

 

-お店の名前をTwitterのアンケートで決められていたのがびっくりしました。

 

フォロワーさんと一緒にお店を作りたかったので、アンケート機能はお店の内装のイメージを決める時など、何回か使用していました。

お店の名前は3つの候補の中ならどれでもよかったんで(笑)、フォロワーさんに決めてもらおうと思って実施しました。

 

①と②で均衡していたんですが、最終的には①になりました。 実は5年前にアキバでサロンを開きたいと思っていた時に仮でつけていた名前が「OFF-KAi!!」だったので、どれでもいいと思いつつ「OFF-KAi!!」に決まった時はうれしかったです。(笑)    

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ランサーズで決まったロゴはお店のサインや名刺にも。

  >オタク向けサロンならではなこととは?  

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