美容室に潜むこんなトラップに要注意!?美容師に聞いた危険な罠

恐怖! 数字の迷路に迷い込む…「放置時間迷子トラップ」(30歳/女性)

 

美容師の現場で怖いのが、カラーやパーマの放置時間がわからなくなるトラップです。次々とお客さまを担当していると、誰を何分置いたか頭が混乱し、まるで「タイム管理迷路」に迷い込んだ気分になるのです。

 

ある日、朝からカット・カラー・パーマが立て続けに10人。アシスタントに「タイムお願い!」と伝えて任せたり、自分で時計をチラチラ見ながら管理していたのですが、途中から頭の中がパニックに。

「えっと…5分カラー置いているのは誰だっけ?」

「待って、もう時計40分!? いやこれ、置きすぎじゃない!?」

 

数字が脳内でぐるぐる回り、頭の中はまるで算数のテスト状態。仕上がりが不安定になるかもしれない恐怖で、背筋がゾワッと冷えました。

もし放置時間を読み違えたら…大問題です。冷や汗をかきながら、「感覚に頼るのは絶対ダメ」と痛感しました。

 

 

それ以来、私は席ごとにタイマーを設置し、記録も徹底。まるで実験室の研究員みたいにカチカチとタイマーをセットするようになりました。学んだのは、美容師にとって管理能力は最大の武器になることでした。

 

 

追加追加で終わらない…地獄の延長戦!「予約内容拡張トラップ」(30歳/男性)

 

美容師のカレンダーに潜む最大の敵――それが「予約内容拡張トラップ」です。表向きはシンプルに「カラー」と書いてあるのに、いざお客さまが席についた瞬間、その内容はまるでポケモンの進化のように変貌を遂げていくのです。

 

「今日は普通のカラーで!」と軽やかにスタートしたはずの予約。しかしカウンセリングが進むと…「やっぱりメッシュも追加で」→「ここに赤を入れて情熱的に!」→「ついでにトリートメントも!」と、雪だるま式にボリュームアップ。もはや“普通”の面影ゼロです。

 

その瞬間、僕の頭の中ではタイマーが鳴り響きます。残り時間は刻一刻と減少、次のお客さまの予約は目前。時計とお客さまの髪を交互ににらみながら、汗はダラダラ、手はフルスロットル。気分は完全に爆弾処理班です。結果、次のお客さまにはお待ちいただくことになってしまいました。

 

この経験から、予約の「普通」は信用してはいけない。美容師にとって大事なのは、施術スキルだけではなく“時間管理”という名の命綱。予約内容拡張トラップを制する者こそ、サロンワークを制する、と学んだのでした。

 

 

>憧れの美容師ライフは地獄!? 美容師が直面する現実トラップ発動

 

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング