勘違い美容師に周囲が凍る!?  現役美容師に聞いた「“さむ〜い”美容師」のエピソード

ちゃんと鏡を見てごらんなさい! SNSにばかり注力するさむ〜い美容師とは?(26歳/女性)

 

 

スタイリストになりたての同期に、お客さまのスタイルや自身のファッションを毎日個人のSNSに投稿している子がいます。その行動自体は偉いなと思いますが、インスタ映えを意識しすぎて加工ばかりかけているんです…。自分の顔を加工してアップしたり、ゲストのヘアカラーをアップする際も「透明感がわかりやすいように」と加工したりして、実際とまったく異なる写真を投稿しています。

 

一方で、技術練習はほとんどしていません。彼女を見ていると、「美容師でいる意味あるのかな…?」と正直思います。「練習しないと、お客さまリピートしないよ?」と言ってみても、「大丈夫、大丈夫」とすべてスルーされてしまいます。

 

現在は新規での彼女へのご指名などが多いのでお店の人たちも様子見…といった感じです。でも私は、美容師は絶対に技術があるべきだと思うので、本人が気づいたときには私のほうが勝っているように、毎日コツコツ練習しています!

 

 

見ている人には、見えている! 「美」を提供すると人として残念な雑さとは?(31歳/男性)

 

使っているワゴンが汚かったり、使用後のシャンプー台が汚かったりする美容師を見ると、技術職として残念だな〜と思います。片付けながらの施術ができなかったり、仕事が雑だったりと、綺麗な仕事ができない美容師は、「美」をお客さまに提供できるわけがないと強く感じます。細かなことに思えても、そういうことができないと、お客さまにも「こんなもんでいいや」となりやすく、仕事のレベルが絶対に低くなります。

 

喜んでいただきたいと思っているのなら、それに見合った仕事をする。絶対に譲れない、私のポリシーです。

 

 

思わず「もうちょっと自分のことちゃんと見て!」と言ってしまいたくなるような、とんでもない勘違いをしている人たちがたくさんいるようです。でも、自分では気がついていないから「勘違い」。もしかしたら、私も…なんて思い当たる節があった人もいるのでは? さむ〜い美容師を反面教師に、一回自分を見直してみるのもいいかもしれませんね!

 

<文/リクエストQJナビDAILY編集部・イラスト/西島巧輔>

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