コロナ禍での就職活動はどうなる!? ―2021年就職動向―

 

2021年コロナ禍での美容業界の就職活動はどうなるのでしょうか? 不安に思う美容学校生の声や、どうしたらよいのか方針を定めかねる採用担当者の声も聞こえてきます。そこで長年美容学校生の就職をサポートしてきた、美容業界就職のプロであるセイファートの美容学校担当下坂さんに今年の就職動向について伺いました。就職活動中の美容学校生のみなさん、サロンの採用担当者のみなさん必見です。

 

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2021年都心エリアの就活は早期の対策が鍵

 

まず今年の採用状況ですが、全体として採用枠は減少傾向にあります。美容室の採用枠は微減傾向ではありますが、ネイルサロン、アイサロン、ブライダル、ヘアメイクについてはコロナの影響で、より採用枠が減っている印象です。美容室としては、都心エリアは減少傾向ですが、ホームタウンエリアは枠を増やしているところもあります。これは、普段都心のサロンに通っているお客さまが、コロナの影響で、地元のサロンに行くようになっていることもあり、都心エリアと比べて業績の回復が早い傾向があるたです。採用枠が減っている都心エリアでの就職を希望する人は、例年よりも高倍率化となるため早めに動く必要がありそうです。また、後でお話しますが、これまでとは採用方法が変わってくる部分がありますので、その対策も必要になります。

 

美容学校側の傾向

 

 

まず昨年の就職活動ですが、いよいよ活動が本格化する3月~5月にコロナの影響が出ました。そのためサロン側が採用の延期や中止をせざるを得ず、就職活動は例年に比べ20%以上の遅れで進行しました。その様子を見ていた今年の新2年生のみなさんは、就職活動の準備を1~2カ月早めに進めている傾向にあります。しかし緊急事態宣言の中、例年であれば行われる見学やインターン実習がなかなか実施できない状況です。気は急いているものの、2月までは求人票も少なく、「動きたいのに動けない」と焦っているという学生さんも多いかもしれません。

 

一方サロン側は3月上旬頃から人気サロン、ブランドサロンが徐々に今年度の募集スケジュールを出し始めました。これに追随する形でさらに募集が出てくる予測です。例年より早いスケジュールで応募を締め切るサロンも出てきているため注意が必要です。

 

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