9万リツイート超え! ヘアカラーでアニメキャラを再現する2.5Dカラーとは? ―Wille志賀尚之さん

2018.12.13

9万リツイートで予約が殺到! たった一つの投稿が勢いに火をつける

 

 

人気に火がつき、「バズった」と最初に実感したのは、2016年に「ラブライブ」というアニメに登場する南ことりちゃんのカラーを作ったとき。

 

“ことりベージュ”という名前でインスタグラムに投稿した半年後にキュレーションサイトで紹介されました。それを見たラブライブファンの方がツイッターで「アニメキャラの髪色を再現してくれる美容師がついに現れた」とつぶやいてくれたんです。それが一気に9万リツイートを叩き出しました。さらにタイミングもよく、1ヵ月後にはラブライブのファイナルライブが東京ドームで開催される時期だったんです。ライブに各キャラクターの髪色で行きたいというファンの予約が殺到し、すぐに1ヵ月分の予約が埋まりました。

 

今でもたくさんのオーダーがあるという「ことりベージュ」。

 

バズったのをきっかけに、過去にインスタグラムに投稿したキャラクターの髪色をみなさんが見てくれて、たくさんのお客さまがきてくださるようになったんです。

 

“ことりベージュ”で大反響をいただいたときは、うれしい声をいただく反面、ファンの方から抗議の電話やDMが送られてくることもありました。僕もアニメが好きなので反対派の気持ちはわかります。

 

ただ、僕はアニメ好きとして「もっともっと作品が盛り上がったり、世の中でアニメカルチャーの認知度を押し上げられたりするようなきっかけになれば」と思い、2.5Dカラーをやめようとは思いませんでした。それに、反対の意見があるということは、多くの人に注目されたということだと思うんです。反対派の方も現れたことで「ついにアニメと美容室を掛け合わせたビジネスが形になりはじめた」と思いました。

 

 

街を歩いていて「かわいい」と思われること。2.5Dカラーならではのこだわりとは?

 

「2.5Dカラー」という名前をつけたのは、オープンから半年後くらいです。その当時、漫画やアニメ、ゲームを原作とした2.5次元ミュージカルが流行っていたので、そこからネーミングの着想を得ました。

 

2.5Dカラーの一番大事なポイントは、コスプレにならないように作ること。2次元と3次元の間を表現するので、コスプレのようにアニメキャラをそのまま再現するのではなく、街を歩いていても「かわいい」と思われるカラーを提案しています。

 

アニメキャラクターの髪色はピンクや緑、黄色などはっきりとした原色が多く、ハイライトがしっかり描かれていますよね。それを単純に再現してしまうと、街を歩いているときに周囲から浮いてしまうので、根本の地毛をあえて残したり、ハイライトもわざとらしくなくきれいに見えるようにしたりと、人間らしさがでるよう工夫しています。

 

光が当たった部分がハイライトに見えるように計算されたカラーデザイン。

 

例えば、この写真ではハイライトを入れているように見えますが、カラーはかなりトーンを明るくして透明感を出し、スタイリングしたときに光が当たった部分だけ、ハイライト効果を発揮するように仕上げています。髪を巻いたときカールの浮き出た部分には光が当たり、ハイライトっぽく見えるんです。トーンが明るくても、髪の毛って集合していると濃く見えるので、全体だと落ち着いたカラーに見え、街で浮くことはありません。

 

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青みがかった緑色や青色などを部分的に入れたカラーに見えるが、実は1色で作られている。

 

また、この写真はいろんな色を入れているように見えますが、1色で仕上げ、毛先のほうは薄くカラーを入れ、髪の根本は濃くカラーを入れています。

 

光が当たると透けるようなカラーを入れているので、巻いたときに束を作るように内側の髪を引き出すと、髪の隙間から根元の濃い色が見え、内側から引き出した束には光が当たり明るいカラーに見えます。そうするとスタイリングによって内側と光が当たる外側の部分で色が違って見えるため、いろんなカラーを入れているように見えるんです。

 

そのため、うちではお客さまに「こう巻いてあげると光の当たり方が変わってハイライトのように見えますよ」とスタイリング方法もお教えするようにしています。

 

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キャラクターの目の色をインナーカラーに取り入れたデザイン。

 

あまり髪色に特徴のない黒髪のキャラでも、そのキャラの目の色をインナーカラーに入れてキャラ全体を表現する手法もよくやります。お客さまの中には、好きなアニメキャラが写っている特定のイラストの雰囲気やキャラの着ている衣装が好きな方もいるため、イラストの背景や衣装をカラーに落とし込むこともあります。こういったアニメキャラにしかないパーツや雰囲気をカラーに落とし込んで再現するのも2.5Dカラーのこだわりの1つです。

 

僕自身アニメが好きなので、お客さまのキャラへの愛の深さも理解しています。なので、お客さまが持っているキャラのイメージを崩さず、どうすれば満足のいくカラーに仕上げられるかが2.5Dカラーにおいて一番重要なこと。接客では、キャラクターを否定するような発言は絶対しません。「このキャラは髪色がこうだけど、たぶんこれ人間に当てはめたら似合わないですよ」と言うのではなく、「どうやって落とし込んだらかわいいと思いますか?」とお客さまの意見をしっかり聞くようにしています。

 

>アニメ好きな人たちが、秋葉原以外の町で胸を張って歩けるような世界にしたい!

 

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