パリコレ参戦!”原宿スタイル”を発信する『ALLY TOKYO』が「最新の美容技術×日本文化」を世界にお披露目

現地では道端でストリートパフォーマンスも

 

 

―パリに到着して、本番を迎えるまではどのようなスケジュールで過ごされていたんでしょうか。

 

ありペー:現地に5泊したんですが、本番までに会場の下見をしたり、ライトを少し遠い場所まで借りに行ったり、衣装チームや映像・音楽チームとのミーティング、協賛メーカーとの連絡業務やインスタライブなど、やることが目白押しでしたね。あとはヘアショーの仕込みやモデルのウォーキングチェックなど。Y3Kということで未来のロボ的なちょっと特殊なウォーキングだったんですよ。

 

 

NANAMI:準備は本当に忙しかったですね。私たちの出番がトリだったこともあり、全体を通したリハーサルを一度もできないまま本番を迎えました。ヘアショーの前日、凱旋門前とエッフェル塔前でスタッフと一緒にエクステを使った「ストリートヘアセット」をやったんですね。ストリートヘアセットをやりながらもイベントのチラシを配って、現地集客もしました。そのときの人たちが、結構ショーを見に来てくれたんです。

 

ありペー:当日はめちゃくちゃ緊張して、どんな観客がいたのかほぼ覚えてないです(笑)。短い時間の中で、モデルの一人は20cmくらいカットしたんです。カット2体、ヘアアレンジ2体という構成でやったんですけど。

 

 

―ショーのテーマは「Y3K」ということでしたが、どんなイメージがヒントになったんですか?

 

NANAMI:私と有田が作るスタイルは共通して派手ですけど、少し違う要素があるので、それをステージでどう合わせようかなと考えていたんですね。それで「Y3K」を軸にして、それぞれで原宿カルチャーや日本のアニメ要素を盛り込もうということになって。

 

ショーの準備風景 モデル役のALLYスタッフお二人もアシストに

 

ありペー:僕は制服カルチャーをプラスして、”機械的な女子高生”みたいなイメージと、ヒッピー要素を取り入れたイメージで作りました。ヒッピーの方のモデルさんが180cmの長身でカーリーヘアだったので、雰囲気に合わせてドレッドをつけたりしましたね。

 

有田さん作品

 

NANAMI:私は3000年代のY3Kにはもう宇宙に普通に行ける時代になっているかなと思ったので、「宇宙飛行士×サイバーパンク」と「宇宙人×エルフ」をテーマに作りました。エルフは「長生きしたいな」という想いの象徴として。どちらも可愛いさはありつつ、地球外来生物のキモさも感じさせるイメージで作りました。リハーサルでは思ったより時間に余裕を感じられたんですけど、本番は体感時間が3倍くらい早くて。あっという間に終わっちゃいましたね。

 

NANAMIさん作品

 

ありペー:すごく緊張しましたけど、本当に出て良かったです。ファッションウィークは世界的に有名なイベントですし、うちは海外のお客さまが多いので、「パリコレ出たの!?」と話題性たっぷりで盛り上がりました。みなさん喜んでくれてますね。

 

NANAMI:現地では忙し過ぎて、本場のフランス料理を一度も食べられなかったのが心残りです(笑)。でも、本当に楽しかったですね。

 

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