パリコレ参戦!”原宿スタイル”を発信する『ALLY TOKYO』が「最新の美容技術×日本文化」を世界にお披露目

インバウンド向け新プロジェクトも進行中!

 

 

―本番が終わったあとは、観光を楽しめました?

 

NANAMI:本当はみんなでロンドンにも行こうとしていたんですけど、そのスケジュールがなくなったので、1日スタッフとパリ観光をしました。有田は、ホテルで倒れるように寝てましたけど(笑)。

 

ありペー:20時間くらい寝ました。いろんな人とのやりとりもあって、頭がパンクしていたんでしょうね。

 

パリのALLYチーム

 

―お疲れが出たんですね。でも念願のヨーロッパの仕事を実現されて、感慨深かったのでは?

 

ありペー:そうなんですよ。8年前に初めてのヨーロッパでイタリアに行ったんですが、街並みの美しさや人のおしゃれさに感激して、いつかミラノコレクションやパリコレに関われたらいいなと思っていたので。ただ、8年前に感じたミラノと今回のパリは印象が違っていて、なぜだろう?と思ったときに、当時は”外国人風”のヘアスタイルがすごく流行っていたときだったんですね。理想のイメージ像が欧米スタイルだったんですよ。でも今は世界的に見てもアジア系スタイル、それこそ原宿のスタイルがトレンドになってきていて、僕もそのバイブスになってきてるんだな…と。欧米スタイルも好きですけど、やっぱり原宿スタイルがいいなと感じましたし、そこはブラさずにやっていこうと改めて思いました。

 

 

NANAMI:私は初めてのパリですし、たくさんの方にサポートをいただいてパリコレに参加できて、本当にいい経験をさせていただきました。いい作品が作れたなという手応えは感じられましたが、次は私たちALLYがメインで呼ばれるように頑張っていきたいですし、もっと上にいけるなって感じました。もっと注目されてメディアにも出て、いろんなコレクションに挑戦していきたいです。それともうひとつ思ったのが、パリに到着したときの興奮や感動は2日で落ち着いたので、日本はやっぱりいい国だなと思いました。場所によって街並みも違って面白いですし、改めて日本の良さを感じられるようになりましたね。

 

 

―今後、さらに挑戦していきたいことはありますか?

 

ありペー:たくさんあります。サロンのコンセプトに「原宿×ワールドワイド」があるので、来年は今年よりも多くの国に行こうと思っています。ニューヨークとLA、韓国は行くことが決まっていますが、あと4〜5ヵ国は行こうかなって。今年は中国、オーストラリア、フランスに行きましたが、いずれも美容室や美容関係の方と会食したりして、コネクションを作ってきたんですね。今回のパリコレもそうですけど、同じ志がある方と繋がると世界各国で仕事ができるので、新しいことをサロンとしてどんどんできるんじゃないかなって思っていて。まだローンチ前ですが、海外のインフルエンサーと一緒に新しいプロジェクトを計画しているので、その撮影にスタッフを同行させるなどして積極的に海外に連れていこうと思っています。人生でどんな経験ができるかというのが一番大事だと思うので、そんな機会をたくさん与えていきたいという社長としてのビジョンがあります。来年はもっと自ら足を運んで、種を蒔きますよ。

 

 

 

プロフィール

ありペー 有田 雄大(ありたゆうた)/『ALLY TOKYO』CEO

熊本県出身。福岡南美容専門学校を卒業後、福岡のサロン勤務を経て渡印。3ヵ月の語学留学を経験する。帰国後に上京し、都心のグローバルサロンに入社。3年間のうち半年間は香港店にも勤務。コロナを機に退社し、2年のフリーランス期間を経て2023年4月、原宿に『ALLY TOKYO』をオープン。

Instagram:@alipee6

 

NANAMI(ナナミ)/『ALLY TOKYO』ヘアデザイナー

神奈川県出身。高校卒業後、ネイリストとして働きながら国際総合ビューティーカレッジ美容科通信課程を卒業。美容室2店舗を経てフリーランスになり、ハイトーン、デザインカラー、ヘアアレンジの技術を組み合わせた独自性の高いスタイルで注目される。2024年5月よりALLY TOKYOに参加。国内外でセミナー講師としても活躍中。

Instagram:@nanami__hair

 

(文/織田みゆき 撮影/松林真幸)

 

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