【走り出した美容革命】ハサミとエンジンで夢を運ぶ。ビューティガレージの開業支援を受けてトラック美容室という新しい選択<PR>
「届ける美容室」が生み出す体験

トラック美容室の開業からちょうど1年経った今、鈴木さんの自宅を拠点に、午前・午後に1名ずつのゆったりとしたペースで稼働しています。お客さまは昔から鈴木さんを慕う常連のお客さまが中心だそう。
「最初は“トラックって大丈夫?”と不安を抱かれる方もいました。でも、実際に体験していただくと“この先何があっても、トラック美容室があるから安心”と笑顔を見せてくれるんです」

美容室に“行けない理由”は、高齢や病気だけではありません。家族の送迎事情、介護、育児…。暮らしの事情はさまざま。そこに応えられるのが移動美容室の強みです。
「ご家族でご利用いただくこともあります。小さな子どもを交代で見ながら、お母さんやおばあちゃんも一家総出でカットを楽しんでくださって。“家の隣に美容室が来てくれる”体験は、訪問美容とも違う特別感があるんです」

美容を必要とする人のもとへ
鈴木さんのトラック美容室の活動エリアは、地元だけに限りません。石川県珠洲市の被災地に片道10時間半かけて、ボランティアカットに赴いたこともありました。超過酷なスケジュールでしたが、鈴木さんにとって有意義な経験になりました。
「震災から1年以上経っても美容室に行けない方がたくさんいて。“もう美容室なんてあきらめていた”と涙を流して喜んでくださったんです。改めて、美容の力ってすごいと感じました」

鈴木さんは「動けること」を強みに、地域の枠を超えて活動を広げています。消防車や救急車などの特殊車両を展示する地域イベントにも積極的に参加。消防車や救急車と並んでトラック美容室が展示される光景は、地域に新しい風を吹き込んでいます。また今後は地元の子ども食堂と連携した催しに出店する予定もあるそう。
