「月商2億」TikTok Shop日本一!”世界一の美容師”京極琉が語る「なぜ美容師が、メーカーやインフルエンサーよりも売れたのか」

 

 

今年6月30日、日本でTikTok Shopがスタートし、その波にいち早く乗った京極琉(きょうごく・りゅう)さん。ライブコマースを武器に『KYOGOKU』ブランドを急成長させ、わずか数ヵ月で月商2億円を突破。TikTok公式イベントでは、連続売上1位になりました。なぜメーカーやインフルエンサーより強く売れる”ライバー“になれたのでしょうか。業界の枠を超え、世界へ挑む京極さんの思考と戦略を、じっくり伺いました。

 


 

「美容師の枠を超えて」業務用ブランドから一般市場へ

 

――『KYOGOKU』ブランドは、もともと業務用として力を入れていましたよね。

 

そうですね。当初は、完全に業務用商品を中心に手がけていました。それはシンプルに美容師として自分が欲しい、現場で使いやすいクオリティの商品を形にしたかったからです。ただ、ブランドを立ち上げて1年ほど経つうちに、サロンのルートだけでは成長の天井が見える気がしたんです。この品質を一般の方にも届けられたら、より多くの人に喜んでいただけるんじゃないかという思いが芽生えました。プロ仕様であることを強みに、美容知識を提供しながら一般の方に使ってもらう。そうすることで認知が広がり、逆にサロン導入に戻る可能性もあると思ったんですよね。

 

また、僕らが目指しているのは””世界一の美容ブランド”です。グローバルで戦うには、商品を販売するチャネルを広げ、資金を回していく必要があります。サロンワークを続けるだけでは、時間にも収益にも限界がある。美容師の枠を超えた活動で資金を作り、その活動を通してKYOGOKUの世界観を日本から世界に広げていけたらと。





――なるほど。業界モデルそのものをアップデートしているんですね。美容師とのコラボブランド開発もされているそうですが、その狙いは?

 

「有名美容師」そのものをブランドにすることですね。これまで美容師が大手メーカーのアンバサダーになる例はありましたが、そこにとどまらず、僕らはそこをもう一歩進めたい。例えば、金子圭介さんとの『KEISUKE KANEKO』ブランドのように、彼自身の名前と世界観で商品を作って展開する。美容師が自分のブランドを持ち、それを育てていく時代にしていきたいんです。そういうモデルを業界に示したいと思っています。

 

>TikTok Shopは、ビジネスチャンスの宝庫

 

 

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