【完全保存版】時代は、どんな髪を求めているのか。全国で支持される“売れるメンズデザイン”全解剖。東京・銀座・福岡・名古屋・仙台。fifth発トレンド最前線

 

#2 原宿:ツイストスパイラル(ツイスパ)

アイロン仕上げのような繊細なハネ感もパーマで再現可能

 

 

 

:ツイストスパイラル、いわゆる“ツイスパ”は、fifthにとって王道ともいえるパーマデザインです。もともとは若い世代からの支持が中心で、原宿のストリートカルチャーと強く結びついてきました。ただ最近は、ヒップホップカルチャーの広がりもあって、ファッション感度の高い社会人や、アパレル業界、美容師など、カルチャーを理解している層からも「ツイスパをかけたい」という声が増えています。

 

編集部:ヒップホップ由来のスタイルというと、以前はブラックミュージックの文脈が強かったですが、今は状況が変わっていますよね。黒人カルチャーに限定されず、アジアがヒップホップを牽引する時代になり、アジア人がモデルとなるヘアデザインが自然に成立している印象があります。

 

木村:それは確かにありますね。

 

:fifthでは5年ほど前からツイスパを提案してきました。当時は、リッジがかなり強い、いわゆるハードなスパイラルが主流でしたが、最近は明らかに“緩め”へとシフトしています。

 

 

木村:緩くなった理由は、アジア人の顔立ちや骨格に似合わせやすいという点もありますし、スタイリングが格段にラクになるというメリットも大きいですね。


昔のバチバチなツイスパは、一度かけるとかなり長持ちする反面、パーマが落ちにくく、スタイルチェンジがしづらいという点もありました。一方、今、主流の緩めのツイスパは、2カ月ほどで自然に戻っていく。薬剤も進化していて、数カ月後にダメージを抑えながらスタイルチェンジできる。この“変えやすさ”が、今のお客さまのニーズに合っていると感じます。

 

編集部:かなり欲張りな要望にも応えられていますね(笑)。

 

:本当に、みなさん欲張りになってきています(笑)。飽きたらすぐに変えられる、という前提でパーマを楽しんでいる感覚ですね。

 

木村:以前はヘアアイロンで作っていた質感や動きも、今ではほぼパーマで再現できるようになりました。特に若者が集まる原宿というエリアだからこそ、そうした技術と感覚のアップデートが、より早く反映されているのかもしれません。

 

原宿発メンズヘア 攻略ポイントは?

□王道は「ツイストスパイラル(ツイスパ)」
□ストリート/ヒップホップ文化との親和性が高く、若年層だけでなくアパレル・美容業界の支持も厚い
□トレンドは「強め」から「緩め」へシフト。緩めは数カ月で戻り、スタイルの乗り換えが容易
□アイロン仕上げのような繊細なハネ感もパーマで再現可能。毛先のハネ感は原宿テイストにマッチ

 

 

> #3 渋谷:フェザーパーマ

 

 

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