【完全保存版】時代は、どんな髪を求めているのか。全国で支持される“売れるメンズデザイン”全解剖。東京・銀座・福岡・名古屋・仙台。fifth発トレンド最前線

 

#3 渋谷:フェザーパーマ

センターパート+レイヤーで軽さ・ハネ感を表現

 

 

 

:フェザーは、センターパートのニュアンスパーマをベースに、さらにレイヤーを入れて軽さを強めたスタイルです。毛先のハネ感が印象的ですが、センターパートの流れ自体は以前から大きく変わっていません。ただ、全体として“軽さ”に寄せる傾向は明らかにありますね。特に昨年は「レイヤー」という言葉を、本当によく耳にした一年でした。

 

数年前までは、重めのセンターパートが主流で、「スタイリングしなくても成立する」ムードがありました。でも最近は、「むしろスタイリングしたくなる髪型」に気分が移ってきている印象です。ワックスをつけて、オンとオフを切り替えられるスタイルを求める方が増えています。

フェザーパーマは、その象徴的な存在。オイルで仕上げれば、重さのある毛流れセンターパートに見えるし、ワックスで動きを出せば、一気にトレンド感のあるフェザー感が強まる。スタイリング次第で、2つの表情を楽しめるヘアなんです。

 

 

編集部:となると、スタイリング剤とのセット提案が重要になりますね。

 

:はい。そこはかなり意識していて、フェザーパーマの場合は、スタイリング剤も一緒に購入されるケースが多いです。フェザー感をしっかり出したいならハードワックス、ニュアンス寄りの重めセンターパートならバーム。お客さまにも、できるだけわかりやすく伝えるようにしています。

 

木村:デザインや髪質によっては、ハードワックスとソフトワックスをミックスして提案することもありますね。ハードワックスに慣れている方が、バリエーションとして少し柔らかい質感へ移行していく流れも感じます。ツヤ感が加わることで、デザインの再現性も上がると思います。

 

 

編集部:渋谷という多国籍なカルチャーが交差するエリアでは、韓国ヘアの影響も大きいのでしょうか? 

 

木村:入り口としては、間違いなく韓国ブームの影響はあります。ただ、フェザーパーマに関しては、日本独自の進化を感じていますね。韓国のダウンパーマは、直線や円といったフォルムをなぞるようにデザインされることが多い。一方、日本では束感と“曲げ”を組み合わせて、骨格補正を重視する方向に派生してきました。フェザーパーマは、そこからさらに一歩進んで、軽さやハネ感を前面に出したスタイルだと思います。

 

:フェザーパーマが支持されている背景には、「パーマ感を強調したくない」という心理もあるかもしれません。ツイスパは職業によっては難しいケースもありますが、フェザーパーマは、セットしなければほとんどパーマだと気づかれない。自然さとトレンド感、そのバランスが今の気分に合っているんだと思います。

 

渋谷発メンズヘア 攻略ポイントは?

□「フェザー(センターパート+レイヤーで軽さ・ハネ感)」が主流。原宿も併せてフェザー人気が強い

□スタイリング前提の需要が増加(ワックスでオンオフを切り替える) □日本のフェザーは韓国スタイル(ダウンパーマの後ろまでピタッと)と異なるニュアンス
□全国的にもフェザーパーマが流行。フェザーショートはレイヤーの長さやレングスの違いによる呼称の差
□「バレないパーマ」性が高く、規制のある職場でも提案しやすい(セットしなければパーマ感が出にくい)
 

 

>#4 名古屋:波巻きパーマ

 

 

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