【YouTuber宮永えいと】メンズ集客には必読!爆発的HITコンテンツ発信から見えてきた!「男性を美容に引き込む」テクニック

『オーシャントーキョー』はなぜ支持されるのか

 

 

今は当たり前に使われているヘアワックスですが、この文化が生まれたのは99年に創刊した雑誌『CHOKiCHOKi』のおかげなんですよね。まだファッション誌しかなかった頃にヘア&ファッション誌ができて、「ヘア+ファッションのトータルコーディネートで格好良くなるよ」と美容師が伝えていったことで広まったわけです。コスメも全く同じ流れで、「ヘア+ファッション+コスメで男は格好良くなるよ」というのを、美容師がやっていかないといけないと思っていて。ただ単に「美容しようぜ」みたいな打ち出しは、日本人男性にあまり刺さらないんじゃないかなと思いますね。

 

例えば『オーシャントーキョー』が流行っている理由は、スタッフのファッションや人物像などを含めた“世界観”に対する憧れですよね。「ファッション」の軸もあるし、ヘアスタイルをファッションに落とし込むのもうまいし、切るのもうまいから、格好良くなるゴールが見える。美容師がブランディングとして“髪の毛職人”になり過ぎると、お客さん目線では「いいカットはしてもらえるけど格好良くなるのかな?」みたいな疑問がわくと思うんです。だから美容師でメンズをターゲットにしている人は、そこを意識してSNSで発信するといいのではと思います。

 

 

入り口を増やすことが大事なんですよね。YouTubeの場合だと、メンズコスメだけに特化したYouTuberはなかなか伸びません。僕は「ヘアスタイル」「ファッション」「メンズメイク」「メンズコスメ」の4軸でやっているので、入り口が複数あります。ファッションを見て僕を知ってくれた人が「メイクするようになりました!」とか、逆にメイクだけに興味があった人が「ファッションまでトータルに考えられるようになりました」と言ってくれたりするのですが、この4 軸があったから僕は登録者数を拡大できたと思っています。

 

>ひとつのスタイルに固執せず、かけ算で変化して成長させる

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