人気美容師10人の「自分に贈りたい〇〇賞」とは? 2021年の振り返り&2022年の抱負アンケート ─後編─

hair salon Gallica代表/中村 飛鳥(なかむら あすか)さんの今年を振り返って自分に贈りたい賞

 

 

 

─その賞を選んだ理由を教えてください。

2020年と2021年は、出店と緊急事態宣言が3回連続で重なり、しかも表参道の都心エリアへの出店を集中させていたこともあり、コロナの影響をかなり受けました。さらに給与や新卒入社を増やしたり、働きやすい環境を作るために新たな試みをしていたりと、利益が出にくくなっていました。それでも、アメリカの情勢を見てコロナが落ち着くと判断し、福岡に出店を決めました。しかし、そのタイミングで4度目の緊急事態宣言が…。とにかく、出店とコロナのタイミングがすごかったです。アメリカの情勢とか言っていた自分が恥ずかしい(笑)。そんな中でも、みんなで頑張ったので、この賞を贈りたいと思います。

 

4度目の緊急事態宣言の中、オープンしたGallica博多店

 

─2021年はどのような年でしたか?

福岡にも出店し、新しい挑戦も始まる年になりました。2020年から続くコロナの影響で売上は不安定でしたが、総合的に見て、低調ながらも着実に売上は伸びてきました。売上の伸びは、独立してから初めての低調になったのですが、みんなの地道な頑張りもあり、月間の最高売上を更新し続けています。また、みんなで売り上げたものを、どう無駄にせず、最大の効果を出すかを考えた年でもありました。今までの創業からの施策を振り返り、やること、やめることを決めて、未来に向けて新しく強い体質に体制を変えていく機会になったと1年だと思います。

 

─2022年への抱負や意気込みを教えてください。

今までは、中途で入ってくれたスタッフが、お店を盛り上げて支えてくれていました。2022年からは、新卒で入ってきたスタッフが続々とデビューし、本当の意味でブランドとして強くなっていく年だと思っています。コロナがあったからこそ、できたことや考えられたこともあるので、先を見過ぎず一段ずつしっかりと、そして足踏みはしても、踏み外さないようにしていきたいと思います! 一緒になって盛り上げてくれる、みんなに感謝です!

 

コロナ禍など不安の多い中、2021年もみんなで頑張ったGallicaスタッフ

 

 

hair salon Gallica

代表/中村 飛鳥(なかむら あすか)

長崎県出身。ハリウッドワールド専門学校卒業。都内有名サロンを2店舗経験後、2015年27歳でGallicaをオープン。お客さまの顔だちや髪質を最大限生かすヘアスタイルに定評があり、業界内外から注目を集める。サロンブランディングや人材教育にも力を入れ、独立して6年で表参道・青山など、都内7店舗に展開。『HOT PEPPER Beauty』”GOLD Prize” 受賞。多くのセミナーの講師としても活躍。2021年10月に福岡店オープン。

 

>身体を壊して気づいたこと。REDEAL 中村雄樹さんが自分に贈りたい賞とは?

 

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