下っ端のころの気持ちを、一生忘れない -ACQUA 綾小路竹千代さんの習慣 Vol.3-

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若い子が「美容師って素敵だな」と思える仕事に

 

僕の夢は自分の子どもたちに美容師を継いでもらうことです。美容師ほど素晴らしい仕事はないと思っています。お医者さんにだって負けませんよ。お医者さんには具合が悪くなったときにしか行きませんが、美容師は生活に深く絡んでいるし、お客さまの人生を変える力がありますから。

 

でも現状、美容師は今、子どもたちにとって「なりたい職業」でしょうか。どんどん値下げして、お客さまを集めていることを知っても、若い子たちは「やりたい」もしくは「続けたい」と言ってくれるでしょうか。

 

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僕が日本の美容師に対する価値観を変えよう思って行動した結果、あのカリスマブームが起こりました。当時、美容師は子どもたちにとって「なりたい職業」でしたが、一過性のブームで終わってしまった。

 

そして今、ただでさえ少子化で子どもが減っているのに、美容師になりたいという子は減っています。危機的な状況です。

 

このままでは、日本の未来をつくる子どもたちに美容のバトンを渡すことができません。子どもやアシスタントが「美容師っていいな」と心から思える職業にしていくべき。そのために、僕らはもっと考えるべき。みんなで力を合わせて、業界を変えていきましょう。

 

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プロフィール
ACQUA会長 
綾小路竹千代(あやのこうじ たけちよ)

1962年京都西陣生まれ。16歳から美容師を始め23歳で上京。1994年に野沢道生氏、青山正幸氏と「ACQUA」を設立。1997年に日本武道館でのライブショーを仕掛けるなど、美容業界の地位向上に尽力。2012年には、京都の町家を改装し、美容室、レストラン、家具、雑貨の複合店舗「□△○」(as itis)を開業した。

 

(取材/文 外山 武史 撮影/菊池 麻美)

 

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