どうしようもないバカになって自分の限界をぶち破る -SIDE BURN 太市さんの習慣 後編-

自分の知っている世界から飛び出したほうがいい

 

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美容師一本で考えている人からすると、突然ブラジルで映画を撮りに行くみたいな僕の行動は理解できないと思う。だけど、音楽も映画も全部、美容ともリンクしていて、お客さまをひきつける理由にもなっているんです。いろいろなことを知らないと、人生がワンパターンになってしまう。とくに美容師はワンパターンじゃダメなんだよなぁ・・・。だって人間力で勝負する世界ですから。

 

僕は1回やったことを繰り返したくない。1回でやりきったら、もう次のことに挑戦したいと思う。じっとしていられないんですよ。40代に入ってから音楽を始めたし、50代で映画をつくり、日本の美を学び始めた。新しいことに触れて、感性が磨かれるのが快感なんです。

 

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サロンワークして、撮影して、SNSで発信して…みんなと同じことをやってるだけじゃ、世界は広がっていかない。なんかね、若い美容師さんを見ていると、狭い世界のなかで、誰かがやっていることを真似して、ぐるぐる回っているだけのように感じるんですよ。だから、どことなく似ている美容師さんが多い。オリジナリティがないって美容師として危機的じゃないですか? みんな自分の知っている世界から飛び出したほうがいい。もっとバカになれよって思います。

 

プロフィール
SIDE BURN
太市(たいち)

1962年生まれ。福島県出身。会津理容美容専門学校卒業。都内有名店を経て表参道にSide Burn 設立。1998年、JHA グランプリ、ロンドン審査員賞ダブル受賞。美容師、詩人、エッセイスト、写真家、ミュージシャン、映画制作、花人など七色の輝きを放つマルチアーティスト。

http://www.sideburndeluxe.com/index.html

 

(取材・文/外山  武史  撮影/菊池 麻美)

 

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