お目覚めスイーツでゴキゲンな1日&休日は一流のサービスを受けにいく -LONESS代表 本田治彦さんの習慣 後編-

良質なサービスを知らなくては、良質なサービスを提供できない

 

 

サロンの外で経験したことは、サロンワークにも間違いなく活かされています。表参道や銀座には、上質なサービスを受けてきたお客さまがいらっしゃいます。そうした目の肥えたお客さまを満足させるためには、僕らも接客の質を高めていかなくてはならない。そもそも良質なサービスを知らなくては、接客の質を高めていくことは難しいと思うんですよね。また、お客さまと同じサービスを経験していれば、「若いのにいろいろ知っているのね」という会話に発展するかもしれないし、それが信頼につながることもあります。

 

 

アシスタントの時期にお金を貯めるのは大変かもしれませんが、モデルさんのカットができるようになればお金は貯めやすくなります。サロンによってお給料事情は異なるとは思いますが、月に1回、ホテルで食事するくらいはできるはずです。

 

なので、これから美容師として頑張りたいという人には、自分のいる世界に留まることなく、キャパシティを広げる経験もしてほしい。一流のサービスを受けた経験は、使ったお金以上の価値があります。

 

 

プロフィール
LONESS代表 本田治彦

東京都出身。高校卒業後、大学で経営を学んだ異色の経歴の持ち主。日本美容専門学校卒業。ダブルスクールで美容専門学校に通い国家資格を取得。表参道の有名店で活躍し、店長やディレクターなどの要職を経験。2016年3月に独立し、片山良平さんとLONESSを立ち上げる。

 

 

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