美容起業家は人が寝ている間にビジネスを加速させている-Lily 柳本 剛さんの習慣 前編-

時間がないと言い訳しても、時間は増えてくれない

 

 

トレーニングを終えて7時半くらいに帰宅して、シャワーを浴びたり、食事をしたり子どもの世話をして、また8時半くらいから仕事を再開します。日中は打ち合わせが入ることが多いですね。リモートでの打ち合わせが増えたので、移動時間を削減できるし、時間の有効活用がしやすくなったことを感じています。

 

夕方になると子どもたちが帰ってくるので、一緒にご飯を食べたり、お風呂に入れたり、寝かしつけをしたりして、それが終わったらまた仕事に戻る毎日です。僕たち夫婦は実家が遠いので、両親の力を借りることが難しく、東京で仕事と子育てを両立させる大変さを痛感しています。だからこそ試行錯誤が必要だし「時間をつくる力」が欠かせません。

 

美容師ってサロンワーク以外にも練習や撮影、発信などで忙しい人が多いですよね。僕も10代の頃から精一杯、自分の時間を有効に使うために工夫してきました。時間がないと言い訳をしたところで、時間は増えません。だから、睡眠サイクルを見直したり、仕事やトレーニングの時短を心がけたりして、タイムマネジメントをする力が美容師には必要なんですよ。

 

プロフィール
ビューティーアーキテクト代表 柳本剛

徳島県出身。美容専門学校卒業後、都内のヘアサロン2店舗を経て独立。フリーランスの美容師として、個人の月間売上450万円を記録。2014年、東京・表参道に「Lily」をオープン。「くせ毛・縮毛矯正の匠」として、髪質に悩む女性から支持を得ている。ビューティーアーキテクトFounder、ヘアケアFlowers代表。海外展開も構想中。
http://beauty-architect.com/lily/

 

 

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